保護より固定

SIMARIのトレーニンググローブを気に入って、手首の構造だけ違う三種類を試した。

で、やっぱり手首のシマリは必要だという答えに落ち着きそうだ。
最初は手首を痛めないための保護としてのリストラップを欲しがっていた。
ま、結局まだ本当に手首を保護する効果があるんだかないんだか、半信半疑なんだが。
それより何より、手首の締まりがないとグローブがズレるわ。
パワーグリップが手首で支えてるのと同様、グローブも手首に支えられる必要がある。
手首が締まるグローブを付けて懸垂すると、パワーグリップと同じように手首に体重を感じる。
手首レスなグローブではこれがないので、滑り止めの機能が上手く働いてないっぽい。
グローブとバーの間が滑らなくても、グローブと手のひらの間が滑る。
手の形は「厚さ」「広さ」「長さ」で個人差があり、大きいか小さいかの二択ではない。
だからどのサイズを買っても合わないかも知れないし、合っても性能を発揮出来ないかもしれない。
あたしの手の形だと、やっぱり手首を絞めてようやくグローブの性能が発揮できてるかなと。
ただ、手首を2周する本格リストラップ版だと、締まりすぎてトレーニング中に痺れてくる。
せめて、手首の保護にはならなくても1周する簡易リストラップ版で良いんじゃないかと。
手のひらと手の甲の材質では気に入っちゃって、手首違いの三種類のどれかがベストではある。
手首なしタイプは滑りの問題、手首2周タイプは痺れの問題で、今のところ手首1周タイプが一番良い。
でも今後もしまた手首を痛めたら、キツすぎるけど手首2周タイプに戻るかもしれない。
SIMRI以外に乗り換える気はない。

グローブを使い始める前は手のマメが酷かった。
それがグローブで軽減されたんだが、手じゃなく指にマメが出来るようになった。
手のマメはチャリ通学の頃から慣れて痛くもなんともない。
けど指のマメは初心者なので、切り傷があるかのようなヒリヒリ感が時々ある。
自分ではSIMARI素晴らしいって感想だけど、SIMARIのせいで余計なマメが出来てるのかもしれない。
このマメが出来たのは、他のグローブからSIMARIに乗り換えた後だ。

SIMARIにしてから懸垂の調子が良く、調子が良い分手のひらへのTUTも大きくなる。
そうそう、懸垂がうまく出来ないほどバーを握ってる時間もすくなるなるわけで。
グリップが良くなったから握る時間が増えて、筋肉を刺激する時間も増えて調子が良い。
TUTが増えたのに手のひらの負担が減るわけがなく、グローブが指へ分散してるのかと思われる。
分散によってグリップを良くしているって事かもしれない。
いずれにせよもうグローブなしには戻れないくらいに気に入っちゃってる。
マメなんか犠牲で良い。

とは言え、書いたことを全否定しそうだが、パワーグリップの必要性も感じてる。
もっと重いダンベルを持ってスクワットしたい。
握力がスクワットの限界を決めてる状態になってきた。

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