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2023年 3月 23日 のアーカイブ

加重ベストを買いそうになって思いとどまって、もう全然欲しくない。
スクワットの負荷をダンベルとベストに分散させて、握力が疲れるのを防ぐつもりだった。
近頃やや筋トレの疲労が蓄積してるのか、握力、手首、前腕が弱ってる感じがある。
トレーニンググローブの性能じゃ足りなくて、またパワーグリップを使い始める事も考えた。
でも握力がしんどいのはダンベルのスクワットくらいだから、じゃぁベスト使ってみるかって所。
あたしは上裸で宅トレなので、裸に直でベストって事になるのがダメかもしれない。
商品画像では裸に着てる物も出てくるんだけど、見て想像するほどにダメって気がした。
それに10㎏や20㎏を固定するために、着脱が手間取りそうながっしりした物ばかりだ。
全身サーキットで何種目もやるのに、スクワットだけ前後にインターバルが入ってしまう事になる。
ベストを着てなおかつベルトを締めるってことも考えてるから、両立できる形状も必要。
自分で出した条件がハードル高すぎて、絶対1回は失敗してすぐ別のを買いそうだと思った。
すなわち今度はベスト沼にハマるのかって考えちゃったんだよね。
ベストがなきゃ出来ないことをやろうって話じゃない。
本当に必要かと言われたら全然必要ないし、むしろ考えただけでデメリットが多い。
無意識に「強くなってから考えよう」って独り言がこぼれて、長男にツッコまれたわ。
ベストは強い人に必要だろうが、あたしにはまだまだ全然必要じゃないよ。
もし将来、スクワットだけじゃなく懸垂でも加重したくなったら、そのときで良いんじゃないの。

ベストを買いそうになってた一方その頃、次男がシャーペン沼にハマってた。
5000円のシャーペンが欲しいらしいが、当然そこらで売ってないからネットだ。
親に金を払って親のアカウントで通販するのがうちのシステムだ。
嫁は次男が5000円のシャーペンを買うことに反対したが、しぶしぶ引き受けたようだ。
誰しも様々な沼にハマる。
気をつけたい。
けど次男にとっては、5000円のシャーペンを買うことが娯楽なんだよね。
シャーペンなんかどうでもいい人が5000円のやつを選ぶのは単なる無駄遣いだ。
けど沼にハマった人にとっては、5000円のゲームを買うのとシャーペンを買うのは同じなんだよ。
筋トレのグッズもついつい沼にハマって無駄遣いしやすい。
でも単なる無駄遣いじゃなく、沼にハマって楽しんでしまってるんだよ。
それを最近あたしはトレーニンググローブで経験した。
ダンベルを次々に買う人もいるだろうし、プッシュアップバーを次々に買う人もいるだろう。
筋トレじゃなく文具にハマれば、そりゃシャーペンの沼だってあるんだろう。

次男が無駄遣いを一つするなら、あたしは無駄遣いを一つやめよう。
この件のおかげで完全にブレーキがかかった。

筋トレのモチベーションが高すぎて少しずつ種目が増え、費やす時間も増えてきた。
バカなので分割法が性に合わず、やりたい種目は毎日全種目やっている。
今さらどれも減らしたくない。
YouTubeの影響をモロに受け、ボリュームを増やす方についつい考えてしまっている。
減らしたくはないんだけど、費やしてる時間が多すぎるし、疲労の回復も追いつけていない。
前腕や握力を鍛えてるつもりはないんだけど、結果的に疲労はその辺から蓄積しちゃう。
腰を痛めないように注意してるが、疲れてくると比例するかのように腰がつらくなってくる。
特にこの3月は調子が良くて逆に手加減が出来てなくて、ついつい全力を出してしまう。
毎日全種目やるなら、毎日出来るように手加減してギリギリでやめなければならない。
追い込まなければ毎日やれるぞと言う方向でやってきたのに、ちょっとやり過ぎてるかもな。
休みたくもないし、種目数も減らしたくないし、工夫するならもうレップ数を減らすしかない。
山本義徳のチャンネルでカルシウムイオンの話を聞いてから、いっそう追い込みを疑問視している。
101理論の100と101の違いがカルシウムイオンで説明されるなら、全然101なんて必要ない。
むしろ80でやめる事で毎日出来るとか、より多くの種目が出来る方がメリットになる。
楽するためではなく、より向上を狙うためにも、あえて楽な筋トレを目指すべきかもしれない。
ま、都合の良い考え方をするとだが。
そういう事で今朝から、いきなり思い立って全種目8レップス制限を試してみた。

そもそもこれまでも全種目10レップス制限でやってきた。
10レップス以上出来ちゃう種目でも10レップスしかやっちゃ行けない。
そういう意識でやると、無理矢理にでも10レップスで効かせるフォームになっていく。
これを今朝は8レップスに減らしたため、まぁいきなりだから効かせ方の調節は出来ていない。
効かないまま楽勝でポンポン終わっちゃう。
楽すぎてどんどん次の種目に行けるので、レップスは2割減だけど時間は3割減くらいになった。
これは筋トレ界隈の常識で考えるとダメじゃん。
減らした2割こそが重要で、最後の2レップスはそれまでの8レップスより価値がある事になる。
でもカルシウムイオンの話を信じるなら、どのレップスも同じ価値で単なる2割減でしかない。
逆にフレッシュな状態で正しいフォームの1レップこそ、最後の乱れた1レップより価値がある。
8レップスに減らしてもクオリティを上げられるならその方がいい。
もしくは体力が持続して後半種目のクオリティが上がってトントンになれば勝利だ。

年齢も考えて、より疲れる方がより正しいと言う理論は実践したくない。
いかに疲れないことで効率を上げていくかと言う方向に進みたい。
疲れて質の低いレップスを減らすことで、フレッシュで質の高いレップスを増やしたい。
だとすると効く前に終わっちゃった8レップスは、実は逆にこれで良かったとも考えられる。