その友人は誰から買ったのか

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あたしはこれまで、芸能人の薬物事件をあまり悪いことだと考えてこなかった。
捕まった芸能人を責めてる人だって、アルコールという薬物で楽しくやってるじゃん。
むしろ、酒に罪はないとか言って、酒飲んで悪いことをした人がいても酒だけはかばう。
その、酒は合法な薬物としてこのまま維持しましょうという意図があたしは苦手だ。
酒のせいで事件や事故が起き、人がたくさん死んでる薬物に変わりはない。
その事を棚に上げてるみたいで、捕まった芸能人をどのツラ下げて批判するのかと思う。
いやいや、薬物がいかに良くないかを力説する人達は正論を話すよ。
その正論に納得出来るからこそ、酒にも当てはまる正論だよねって言いたくなる。
むしろ正論を捨て、法律だから仕方ないって言われた方がしっくり来る。
正義だか道徳だかモラルだかでやっちゃいけない理由を説明すると、じゃ酒は?ってなる。
そういう風に見てたから、芸能人が薬物で捕まった時に追放しちゃう事に抵抗を感じた。
が、今回、入江と愉快な仲間達の追放の件を考えると、納得の理由が出来た。
入江達は、相手が反社会的団体だと知らずに取引しても追放だろ。
しかし薬物で捕まった芸能人は、その取引相手が反社会的団体で間違いないもんな。
反社会的団体を中継しない薬物入手ルートって存在しないよな?
誰から買ってもヤクザだかマフィアだかの資金源に必ずなるよな。
じゃ、普通に薬物の逮捕は別件として、裏社会とのつながりで追放って言えば超納得。



あたしは田舎者なので、違法な薬物を入手するルートがない。
しかし身近にルートがあれば、ついつい手を出してしまう自信がある。
ただし薬物を買うお金もない。
最初はタダだよみたいなところから誘惑されたら引き込まれちゃうだろうな。
そして、どうせ捕まらないだろうと思って気軽に手を出し、ハマっちゃうだろう。
自分が自分を律する自信がないと、他人の罪も強く批判できないわ。
そして、同じように律することが出来ない芸能人の追放もやり過ぎな気がしてくる。
地上波なんか相手にするな、日本人なんか相手にするな、って思っちゃう。
でもそれは薬物を利用したことに関する善し悪しでしかない。
薬物をヤクザかその使いっ走りから買ったことの善し悪しまで考えてなかった。
友達から買った?じゃその友達は誰から?と辿れば結局ヤクザなんでしょ。
薬物の取引は間違いなくヤクザとの取引って事になっちゃう。
知らずに取引したという言い訳は通用しない、知らなくてもヤクザ確定だろって話だ。
多分そうだろうなぁと思っててやっても知ってるとみなして当然だ。
ヤクザ以外からは買えない薬をどうにか買った、ってのはやっぱりヤクザから買っただ。

そうか、あたしも薬の誘惑に負けそうになったら、薬の害より流通を想像することにする。
目の前の美味しそうな薬は、ヤクザの生業でここまで来たんだよと思い出そう。
うわ、薬は怖くないけどヤクザが怖くなったわ。

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