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SO-03Dにはソニーの電話アプリとdocomoの電話アプリが入っているので、買ってすぐは少々混乱させられたが、両方を比較してみてソニーの方が使いやすいと感じたからdocomoはTitaniumで封印した。後で調べたら、docomoはdocomoのサービスと連携して余計な事をするらしく、Xperiaだとソニー製の電話アプリも入ってるから良かったけど、docomoしか入ってない端末では困ってる人も多いみたいだ。だからまずその余計なことをするという理由でもdocomoのやつは使わないんだけど、使い勝手の面でも良くないから使わないし、かといって残念なことに、そのもう一方のソニーの電話アプリが特別使いやすいかというとそうでもないんだな。
あたしの電話帳は大した数じゃないから良いんだけど、データが大きくなるとさぞかし不便だろう。iPhoneでもそうだったが、縦にズラッと連続表示するしかないからスクロールするのが面倒で、それを解決するために右端に頭文字ジャンプ的な物があるんだけど、どう見てもアルファベット文化圏向けなんだよね。日本人の名前を分類するんだから、「あ行」から「わ行」の10個と「その他」で11分類が使いやすいが、iPhoneやAndroidの標準的な連絡先リストは「A・D・G・」って感じでアルファベットの欄が専有しているため、日本人の名前にはジャンプしにくくなっている。docomoでもソニーでも良いんだけど、ろくでもない独自機能と連携するクソアプリを作ってないで、そのスクロールの所だけ日本人名向けにしたものを用意すればいいじゃない。自社製品を使ってたら使いにくいことくらい分かるだろうが。
また、この電話帳部分と電話帳の一件ずつ詳細表示って部分は切り離されているようで、電話帳から人名を選んで詳細表示アプリが起動し、詳細表示アプリもまた使いやすいとか使いにくいとかって話になる。残念ながらソニーの詳細表示はiPhoneと同レベルで、編集しようと思ってタッチしたら発信してしまう安易なデザイン。Streakに入ってたやつはタッチすると発信が開始するボタンにはそのように書いてあるため、そこを編集目的で触る事はない。iPhoneもソニーも、番号しか書いてないボタンはその番号を編集したい人が触る可能性を考えていないんだよ。Dellが良いインターフェイスを開発したのか、それともカスタマイズされてないAndroidでは良いインターフェイスなのにソニーが改悪したのかはわからないが、そういうことだ。あたしはiPhoneでそれを経験し、脱獄して発信確認ダイアログを付けたくらいだから、慣れてて先に確認済みだけど、そうでない人はXperiaでも間違い電話しちゃうだろう。
と言うわけで電話帳アプリを探してみたけど良いのがなかった。五十音が使いやすい日本人向けのやつはいくつもあるんだけど、スクロールしやすいやつじゃなくて最初からタブ分けしちゃってる物ばかりで、まぁ慣れればそれでも良いんだろうけど気に入らない。それを使うくらいならiPhoneから慣れちゃってる不便なスクロールでも、あたしの電話帳は小さいからそんなに苦じゃない。また、国産だと連絡先アプリに詳細表示部分を含まないものばかりで、それだと間違い電話防止に寄与しない。外国産だが詳細表示を含みかつ発信確認ダイアログを表示できるアプリがあったので、電話帳はスクロールしにくいが、間違い電話は防止出来るからとりあえずそれを使おうかと。
使ってみてさらに気付いたんだけど、その詳細表示から番号を選んで発信が始まるとまた別アプリ扱いで、コレもテーマが適用されてるからソニーなんだろうけど、この部分は別に便利も不便もない。でも、通話中に電話帳やキーパッドを呼び出すボタンでは、ソニーのやつしか呼び出せない。その後から入れた間違い電話しにくいアプリを呼び出せない。この通話部分のアプリまで別ので置き換え出来るかどうかは不明。
まかりなりにもこれは韓国メーカーじゃなく日本メーカーが出してる日本向け機能搭載電話なんだから、最低限は日本人に電話するという機能だけでも便利にして欲しかった。まぁ、デフォではiPhoneと同じくらい不便だというだけで、アプリでiPhoneより便利にはなるんだろうけど。いや、ソニー以外だったもしかしたら最初からiPhoneより便利なやつもいっぱいあるかも。Dellの詳細表示がそうだったように。