糞体感始動
テレビで由美かおるが若さを保つ秘訣を探るため、食事に注目したら、
ステーキ大好きで夜はしょっちゅう肉だったのだが、朝はトーストにちりめんじゃこが定番だった。
それを見てからちりめんじゃこが気になり、あたしの朝のフェイバリットはじゃこ卵かけご飯になった。
あと嫁のつきあいでやめる気がない宅配の飲むヨーグルトもあたしが全部飲んでいる。
味噌汁はたいがい用意されているのだが、あってもなくても良いと思ってるから盛り忘れてる。
昨日と今日、じゃこを切らしていたので、試しに納豆卵かけご飯にしたのだが結構うまかった。
あたしの興味は今、完全に腸内細菌に向いていて、中でも納豆を食べるのが最強だと思ってるが、
毎日は苦痛だなと思っていたところ、この組み合わせなら今までの定番と置き換えれそうだと感じた。
なんなら、じゃこ納豆卵かけご飯にしても良いし。
ただし、今までのじゃこ卵かけご飯には、醤油とかかけてなかったわけで、
同じように醤油をかけないで納豆を食べるとクソ不味いので、仕方なく付属のタレをかけたのだが、
結局納豆がうまいかどうかは塩分がうまいかどうかになるので、いっぱい醤油をかけなきゃおいしくなくて、
ポリアミンを摂取する代わりに減塩は犠牲にするという結果になるが。
たぶん、付属のたれは出汁が入ってる分、塩分は控えてると思う。
その納豆がいきなり効いたわけじゃなく、おそらく数日前から飲み始めた善玉菌サプリのせいだろうが、
もう子供の頃に戻ったかのような素晴らしい快便が続いている。
偶数月なので月木土でフォルスコリンを摂取しているが、それとも違う体感だ。
いつもは朝ご飯を食べたあとに小さめの便意があり、その機会に無理にでも出すって感じなのだが、
二日続けて、起きてすぐご飯前に便意があり、食後にも便意があり、
その便意ってのもいつもの感覚じゃなく、子供の頃から忘れてた様なこれだってやつが来たのだ。
この感覚があるならもう善玉菌サプリはやめられない。
フォルスコリンなんていつ入手出来なくなってもどうでも良い。
そして、乳酸菌ビフィズス菌だけじゃなく、納豆菌も摂取したい気持ちはいっそう高まり、
朝のフェイバリットとして納豆を食うモチベーションは、由美かおるのテレビ以上に高まっている。
腸内細菌の本を一冊読んだのだが、今回はちゃんと理科系の人の本で筋道は通っているので満足だ。
しかしどうしても日本の年配の方々は、日本食至上主義の結果ありきで凝り固まっていて、
そこに関する話題に近付くほど論理的でなくなり、中庸の立場で読もうとすると不満が残る。
たぶん日本人の多くは日本食が一番良いと言われれば、その理由が曖昧でも納得しちゃう物なんだろう。
あたしから見ると、長い日本の歴史のうちのある時代のある地方のある身分の人の食事に偏っていて、
特にその日本食至上主義の人にとって懐かしいだけの物にしか見えない。
誰しもが白米食って魚食って味噌汁飲んでたのはごく最近の話だろ。
その辺の話題だけは許さないとしても、話題のタネになる知識がてんこ盛りで面白い本だった。
善玉菌サプリが体感だけじゃなく理論上も今後続けるべきだと確信できた。
この本ではヨーグルトのことばっかり触れてるが、次は納豆のことが書いてある本も読んでみる。
将来貧乏で善玉菌サプリが輸入できなくなったら、米を我慢してもとりあえず納豆を食べるだろう。