踊りながら鍛える
石井氏の本によると、ビリーのように有酸素運動をしながら無酸素運動もすると、
単独で集中して無酸素運動をするより筋トレ効果が薄いらしく、
どうせ両方やるなら、先に筋トレして後から踊った方が効率は良いらしい。
あたしはビリーをやった事がないので、ビリーがどういうビデオかは詳しく知らなかったのだが、
ネットで調べてみると、有酸素運動としてきついのではなく、筋トレを加えてあるからきついらしく、
それはつまり、せっかくきつい筋トレをしても効果が薄く、しかも筋トレはきついだけであまり消費しないので、
有酸素運動だけをするよりカロリー消費も少ないって事になる。
一応、石井氏の本ではフォローが入れてあって、効率は悪くても楽しく続けられる方がいいんだってさ。
で、ビリー以外のエクササイズビデオをあさってみても、やっぱり筋トレしながら踊るやつが多いようだ。
それ系のDVDは、そのDVDのみで全てのエクササイズを完結させようとするから、仕方のない事だ。
ビリーを買う人のほとんどは、ビリーさえやってれば後は何もしなくて良い事を望むからな。
しかし、石井氏やその影響を強く受けていると思われる加圧トレーニング関係者によると、
筋トレしながらではなく筋トレした後に有酸素運動をすべきだから、それを信じるならば、
ただ踊りまくるだけのエクササイズビデオを発売し、筋トレは各自でやっておけってのが正しいのだ。
しかも、筋トレと踊りは別の日にやるのではなく、筋トレした後に踊るべきなんだから、
短めの踊りだけのビデオってのが、最も効率的な物になるんじゃないかな。
で、あたしは筋トレの後で時間がないので、コアリズムかズンバの20分編をやっている。
そのどちらにも筋トレらしき動作は一切ない。
ズンバに関しては、筋トレしながら踊るインターバルトレーニングをウリにしているのだが、
筋トレらしき動作は20分編には一切なく、本編の方にしか筋トレ要素がないようだ。
と言う事は、あたしの求める、短めの踊りだけのビデオってのを20分編で実現しているじゃないか。
コアリズムの方は本編にも筋トレ要素はなく、慣れない動きは何をやっても誰でも、
筋肉がある人でもない人でも筋肉痛になり、慣れたら筋肉痛でなくなるので、
それを本人は筋トレのつもりで勘違いしてるが、実は全く筋トレになってないっていう感じ。
踊りになってない鍛えるためだけの動きってのはなく、常に踊り続けているようだ。
それの20分編もやはりあたしのニーズを満たしている。
ただしコアリズムもズンバも、20分編だけのバラ売りはしてない。
で、いま気になってるのはヒップホップアブスだが、アブスってくらいだからずっと腹筋の筋トレしてそうで、
最初からイメージが良くない上に、サイトにも腹筋2300回などと書いてあるから、
あたしのニーズは満たさないかも知れないって思っている。
5分編ってのがあるので、短くて良さそうだなと思ったら、ずっと筋トレしてるだけで踊っていない。
あくまで有酸素運動がしたいしダンスがうまくなりたいので、そういう中途半端な筋トレに興味はない。
ただ、サイトで公開している動画を見ると楽しそうに踊っているところばっかりだし、
解説を見ると4枚組DVDのうちの3枚は筋トレに偏っているようだが、1枚は有酸素運動の30分に見える。
最近はコアリズムやズンバの20分がこなせるようになってきたので、ヒップホップの30分にも興味がある。
もちろんこれもバラ売りはしてないし、字幕版は出てるが吹き替え版は出ていない。
と言う事は、あたしの場合はやはり今回も海外版で見てみるかな。
ズンバもコアリズムも、ダイジェストじゃない方が難しいステップが登場しているのだが、
長かったり無駄な筋トレまがいをやらされるのが嫌だから、今後もダイジェストしかやらないつもり。
あと、筋トレは飽きても健康維持のために続けたいけれども、エクササイズビデオは飽きたらやめるつもり。