基本死活辞典

2045 letters | 1820 views | コメントする

1を聞いて10を知るみたいなことは珍しいことではない。
1が基本の問題で、1が解ければちょっとひねった応用問題の2も解けたりするわけだ。
いきなり3を見せられても分らない人でも、1と2をやっておけば3は簡単に解けたりもする。
難しい応用問題も、最も基本的な問題の解き方さえ分れば、同じやり方で解けちゃう事はよくある。
1を基本とするなら、応用が10あるかもしれないし100あるかもしれない。
だから、やり方を覚えるのは基本の1のみにして、応用は必要になった時に考えるのが正しい。



囲碁に於いても、戦いの局面は千差万別だが、全てを覚えるのではなく、
最低限だけ覚えておけばあらゆるシーンに応用することが出来る基本死活という物があるらしい。
どれが基本でどれが応用かは、よく簡単か難しいかで判断されるが、それは全く関係ない。
「ひと目の詰碁」には簡単な問題が多数載ってるが、暗記すれば応用できる物ではない。
基本死活として取り上げられるものは、「ひと目の詰碁」より難しいものもあるけれども、
徹底的に暗記することによって、それよりもっと難しい局面に応用することが出来る。
基本かどうかは、応用して使えるかどうかという事になる。

書籍を物色していると、形で覚えてしまいましょうっていう事が書いてある基本死活の本が出ている。
それは買って覚える予定だったのだが、依田ノートの第四章が基本死活を扱っているので、
もしかしたらこの一冊で事足りるだろうかと期待していた。
しかし依田ノートは、何もかも応用ばかりで、まだ基本を覚えていないあたしには難しすぎた。
定石通りに打つだけじゃダメだという話は、せめて定石通りに打てるようになった人じゃないと通じない。
利き筋をすぐ決めるなという話も、まず利き筋を決めれるようにならないと理解できない。
全てが、ある程度出来る人向けの本であり、基本死活さえも初心者には読めない内容だった。
それでもせっかくだから、はしょってる所はネットで調べて補填しながら読もうとした。
「基本死活」でググってみると、詳しい基本死活がネットで全部見れることがわかった。

ベクターに囲碁というジャンルがあったことは驚き。
http://www.vector.co.jp/soft/data/game/se098698.html
絶版になった市販本の著者が、ネットで見れるように公開した物だそうで、
まだちらっとしか見てないけれども、依田ノートで分らなかったことも書いてあったし、すぐ気に入った。
ただ、やっぱり書籍として書かれたものをネットで見ると、ページをめくるのが非常に面倒だ。
本なら見開き2ページあるからめくる回数が減るし、読み返したい時も面倒じゃないが、
ブラウザだと1ページずつ進んだり戻ったりしなきゃいけない。

そこで、印刷してしまおうと思ったのだが、ブラウザは印刷機能が充実してなくて悩むことになる。
1ページずつ普通に印刷していたのでは紙がもったいない。
下手したら書籍を買った方がマシってことにもなりかねない。
A4の紙に4分割で両面、合計8ページ印刷しようという印刷機能がブラウザにないので工夫した。
HTMLで、上下分割フレームの中に左右分割フレームを書き、4分割して読み込んだ。
あとはこの4分割の中に辞典を読み込み、4ページずつ進めて印刷すればなんとかなる。
IEは知らないが、firefoxなら50%の大きさで4分割印刷できて、字は小さめだが普通に読める。
ということでトップページから印刷していったら後書きだけ1ページ余ったけど、その手前まで完了。
印刷してみて気がついたんだけど、囲碁の本ってどれも縦書きなんだね。
で、縦書きか横書きかの違いは、どっちからページをめくるかの違いにも反映されている。
しかしこの基本死活辞典は、Webだからではなく、どうやら市販本も横書きになっているようだ。

定石も死活も暗記したいが、地取り戦法も読みかけだから後回しになる。

たぶん関連のある記事:

コメントは終了しています。