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2006年 9月 6日 のアーカイブ

普通にホームページを作ろうとすると、普通の人は入り口から作るね。
でも今作ってるのは、あらかじめ登録されている大量のデータを絞り込むだけのサイト。
訪問者に提供するのは、絞り込むフォームと、絞り込まれた物件の一覧、物件の詳細。
その、訪問者に提供する絞り込み前のデータは、登録会員(?)がよってたかって入力する。
訪問者用の入り口を作る前に、登録会員限定の管理用ページを先に作っているわけだ。
だので、どこまで作ったかについてここに書いても、実際に人に見せれる部分は一切ない。
何も出来てないのと一緒だ。
実際、開発は全てローカルのApache/PHP、ローカルのMySQLでやってるわけで、
サイトにはなんにもアップロードしてないから、出来てないであってるわけだが。

あたしゃプログラミングを仕事にしなかったおかげで、それ自体を楽しいとしか感じないが、
Windows用アプリを作るのにDelphi買ったりVS買ったり、金かけて当たり前の趣味だった。
PHPでサイトを作るとなると、無料のxampp入れて、自分で作った真魚で書いて、
わからないところも書籍買わずにネットで調べているしで、金のかからない趣味となった。
もちろんDelphiもVSも無料版はあるけれども、マトモにやるにはどうしても金がかかった。
しかも、作ったソフトが別のOSやCPUでも動いて欲しいとか贅沢いうと、環境にも金がかかった。
そういうことがあっての、初PHP/MySQLプロジェクトなので、結構感動している。

さて、どこまで行ったかというと、昨日は登録物件の一覧表示までで、
今日は一覧から選んだ物件を再編集したり削除したり出来るようになった。
ここまでで、新規登録を作り、登録物件一覧表示を作り、編集と削除も出来るようになった。
ただし、出来たのは居住用の賃貸のみで、事業用のと売買物件は全然手を付けていない。
それらについては、既に出来た部分と同じ処理を、コピペで作るだけだから問題ない。

あとやってないのは、登録した物件に画像をアップロードする部分だ。
お手本にも反面教師にもなっている元のスクリプトの場合、
物件登録フォームの送信データの一部として画像も含む形になっている。
これをやると処理も複雑になるし、アップロードする側も理解しづらい。
といっても、あたしから見たら実にわかりやすく、すぐ見てすぐ使えるいいフォームなのだ。
投稿フォームがどういう働きをするか、あたしは経験上想像できたから簡単に感じたのだが、
経験の浅い人、作り手すなわちプログラマの気持ちがわからない人には全然わかりづらい。
わかりづらい証拠に、見せたくないサイトの方ではわからない人続出で、
そのせいで、数日後に画像アップロードの講習会を開く事になった。
講習会しなきゃわからないようなスクリプトを勝手に選んでくせに、また手間かけさせやがる。
もうどこまでもどこまでも文句ばかりなのだが、それが今の開発の原動力にもなっている。

じゃぁどうするかと考えて、新規登録時、そのフォームには画像データを乗せない。
既に登録を済ませた物件を選び、画像送信ボタンで付け加える仕組みで作っている。
こういう事にした意味としては、ファイルを選択するフォームに表示されるパスが、
カラッポの状態だと何を指しているかについて、やはり既存スクリプトで混乱させるということ。
あー。物も見せずに説明するのは難しい。
いつも真魚の開発で、どうなれば説明書なしで使えるか考察してるのと一緒で、
WEBも説明なしで使える物を目指して作るべきだと、ただそれだけなんだがな。

その画像部分を今日は作りかけたが、既存の画像アップ掲示板スクリプトをパクって、
なんにも問題なく、簡単に処理は作っていけそうな感じだ。
ただ、XREAにPHPでファイルアップすると所有者問題が発生するわけで、
これを回避するために、例えばPHPをCGIとして動かすとか、対策が必要になる。
今回やる対策は、ディレクトリを先にFTPから掘っておくことと、
ファイルをアップロードしたらchmodでフルアクセスに変えることで対応したい。
これをやらないと、アップロードしたファイルをバックアップ出来なくなる。

この辺が出来たら、売買物件の登録フォーム作成は後回しにして、
訪問者用のページを作ってしまおうかなとも思っている。