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2006年 9月 10日 のアーカイブ

言い出してから10日間、片手間とは言えないほどにかかりきりになって、
不慣れなPHP/MySQLを駆使し、ようやくマトモに動きそうなシステムを作り終えた。
日曜日にできあがるなんてサンデープログラマーらしい。
できあがったと言っても、できあがったつもりでしかない事を十分承知している。
このできあがったつもりのシステムに実際に物件を入れてみて、検索もしてみて、
そのあとで見つかるであろうバグを一つずつ潰していって、ようやく本当に完成する。
いや、こんな物に完成はないわけで、ともかくフィードバック出来るユーザーが必要だ。
複数のユーザーで物件を登録し合うっていうテストはまだやってないわけで、
別のユーザーでログインしたらパーになったりとかしたらシャレにならないな。
ともかく自分の所の物件は明日にでもドシドシいれて、あとはよその不動産屋にFAXだな。

サイト入り口を先に作っても、そこから何をクリックしても何もないのも困るので、
必然的に入り口を一番最後に作ることになってしまったわけだが、
その入り口に一体何を書くかという問題は、本当に悩んで悩んで悩み抜いた。
別にかっこいいサイトを作る才能もないし、画像とかで飾っても素人臭くなるだけかなと。
サイト名を何にするかも考えたけれども、サイト名も要らないって結論になった。
もうね、名前もなきゃロゴもなしで、一番上にはアドレスを書くのみ。
そもそもサイトを覚えて貰う気はなくて、来た人にはとにかく物件を探して貰う。
物件を探して、良いのがあったらそのページに書いてある不動産屋に問い合わせさせる。
その一連のプロセスの邪魔になるようなものは、何も置かなくて良いという発想だ。
入り口とかタイトルタグでは登録してる物件の数だけアピールしておく。
その数さえ多ければ、クリックして探してみたくなるだろうというたくらみ。
登録物件数と、各検索フォームへのリンク、そして不動産業者への勧誘を書いた。
本当はこんな物は入り口ではなく、もう一ページ作ってそっちに書くべきだ。
それをあえて入り口に書くのは、入り口のSEOを考えてのこと。
よって、これも邪魔にならないように、不動産屋以外の目にとまらないように書いたのだ。
ただし、本当にシンプルにしちゃうと、本当に作りかけ感が漂って寂しいわけで、
ただ単にグラデーションかけた壁紙を置いただけで、白黒よりずっと見栄えがして助かった。

それ以外のページも、無駄の情報がない極めてシンプルなものとなった。
ただし、その全てのページを横幅600ピクセルで作り、その隣に縦長のアドセンスを置いた。
その置き方からわかるとおり、きっとその広告には訪問者の目は行かないだろう。
左側にしかコンテンツがないとわかっているのに、だれが右側を見るかっていう話だね。
誰も見ないだろう広告をなぜ置くかっていうと、これも無いより見栄えがするから。
邪魔になるような広告はダメだが、邪魔にならない広告はあった方が自然に見える。
管理画面は壁紙もアドセンスもない白黒ページなので、比べるとかなり豪華だ。
しょせん、そのくらいで見せる程度のセンスしかないさ。

ともかく、訪問者は不動産屋ではなく物件を探しているんであって、
不動産屋を探しているのは不動産屋を相手に商売したいスパム業者だけだ。
だから、不動産屋をアピールするのでもサイトをアピールするのでもなく、
とにかく物件を探させるというページ構成が一番大切にしたいポリシーだ。
その他の要素は全て、物件を探しに来た人の邪魔にならない程度にしなきゃいけない。
そういう作りにはとりあえず出来たつもりだ。

更新はまだまだ必要だし物件もまだ入ってないが、一応完成で。