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2006年 9月 5日 のアーカイブ

本題の前に、思い通り動かなかった話。
もうね、Vista対策はDelphiの中の人がやってくれるのを待つ方が賢明という判断だ。
いや、でも滅びかけのDelphiがこれから対応するとは思えないから、
真魚は対応できてない古いアプリとして、Vista以降では、どうしてもという人だけに使ってもらう。
何がうまくいかないかというと、例のタスクバーにサムネイル画像の対策だ。
どんな方法でやってみようが、見えないメイン窓がある限り、自然な動作は不可能。
いや、Delphiの中の人さえ対応してくれれば大丈夫なので、それまでこちらで勝手な事はしない。
どれかの不自然な動作を一つ選ばなきゃいけないので、一番実害のない不自然動作で我慢。

さて、本題のPHPの話だ。
何かの言語で何か作るのに、やはり色分けと補完がないと億劫になる。
真魚でPHPをやるにあたり、その両方を既に作っていたので、十分に使い物になっている。
本人はかなりいいかげんに作ったつもりだったが、これで十分いけるじゃないか。

最近PHPで検索サイトを作っているわけだが、やはり真魚で書いているわけだ。
rNoteの改造などでPHPは前からいじっているけれども、本格的には初めて。
普段はWEB用スクリプトではなく、デスクトップ用のアプリぐらいしか作らないわけだし、
デスクトップ用のアプリはDelphiにしてもC♯にしても、専用環境があってそれでやっている。
真魚の出番としては、専用環境を起動してプロジェクトまるごと読み込まない時という事になる。
コンパイルするなら当然プロジェクトを読み込むから専用環境を使う。
そうではなくて、例えば一つのプロジェクトを読み込み中で、別のソースを真魚で確認するとかね。
書くときは専用環境で、検索と閲覧は真魚で、という事が自然に確立してしまった。
よって、真魚で何か書くとしたら、日本語の文章かHTML/PHPの時と言うことになる。
その他の言語は、真魚では閲覧がメインとなってる。
日本語の補完には対応していないし、HTMLの補完はそれほど便利とは思わないしで、
PHPを書いてみてようやく、真魚の補完は凄いじゃないかという感想を持った。
予約語とかを候補で出す仕組みより、自分で名づけた長い変数名を補完するのがうれしい。
Delphiとかだと、コーテーションの中身で補完が働くなんてあり得ないわけだが、
PHPではコーテーションの中にも補完させたい部分が余裕で入ってくるわけだ。
長いとか、大/小文字が混じってるとかだと、どこの場所でも補完が効くと便利だよ。
補完を使いたいか使いたくないか、どうせ自分で判断するわけだから、
専用環境みたいに構文に反応して補完が始まったりする必要はないと、使ってみて感じた。
補完は作ってよかった。

色分けの方は、つい先日のハッシュテーブル採用で、速度の問題を回避したので、
正規表現やスクリプトで強調定義をするエディタと違い、いくら予約語を定義しても良くなった。
PHPの関数名などは、その問題回避前に決めた部分だったから、少なめの定義だ。
例えばデータベースを扱うための関数は、現在の真魚では色分けされていない。
多く定義すれば比例して動作が遅くなる状態なら、関数は少なめに定義すべきだが、
多くても全然問題なくなるようにハッシュテーブルにしたわけで、これは多めの定義にすべきだ。
もちろん本体サイズとメモリー消費が上がるが、これは必要な量と言うことになる。
次のアップデートではぜひそうしたい。

また、今やってる新しいサイトを作るという作業で気がついた事がもう一つあるのだが、
真魚はCSSの色分けがないので、CSSを書くのが面倒だ。
色分けがあるかないかで、使う人のやる気にも左右しまくるので、これもやりたい。

でもそれらの真魚のアップデートより、今作ってるものの方が面白くてどうするか。