真魚で印刷

テキストエディタだって印刷できるに越したことはない。
どうせ印刷するなら体裁を整えてワープロでやりたいところだが、
ワープロで整えなきゃいけないほどの正式な文書でもない自分用だったら、
テキストエディタでそのまま印刷できた方が面倒でなくて良い。
しかも色分け対応なら、ワープロには出来ないのでテキストエディタの仕事になる。

嫁は文章を書く仕事だが、ブツを紙に印刷して提出するわけではないし、
体裁は出版社や新聞社の仕事であり、ワープロで印刷する必要は一切ない。
あたしゃパソコンでよその人の書いたソースを追いかけるのに疲れたとき、
印刷して横になって紙で追いかけたりするが、そのときは色分けも重要。
あたし自身は真魚で印刷する事なんて滅多にないけれども、
機能は将来的にも削除できない不可欠なものの一つになっている。

で、このカラー印刷機能は、モロにTEditorのパクリだ。
TEditorの印刷機能をそのままコピーし、色分け部分だけ真魚独自の物に置き換えた。
元の物にバグがあればバグも引き継いでコピーされる。
指摘されたバグの一つは、色分け部分置き換え作業で生まれたバグで、
もう一つは、TEditor製の様々なテキストエディタで発生している、引き継ぎバグ。

この動作確認をするにあたり、999999をキーボードで1とか2に変えたわけだが、
なるほど、スピンボタンで変えるには大きすぎる数字だ。
これもTEditorから考えなしに引き継いだ仕様だが、確かに変えるべきだ。
それに関連して、印刷のダイアログはまだまだ使いにくい。
ダイアログを開いたとき、どこを設定するのか見回すだけで疲れてしまう。
どのボタンを押せばどうなるかという結果も、常識を押しつけてる感タップリだ。
改善が必要だ。

で、こういう変更の途中だが、iniファイルの印刷部分だけを削除したりする必要がある。
プログラム本体に対する変更が、ini情報に上書きされたら確認しづらいからな。
そういう作業をしていて気がついたが、UTF-7の解釈が多少ズレていた。
UTF-7は、7bitで表現できない文字だけエンコードすると思いこんでいたが、
7bitで表現できる文字のうち、エンコードしてもしなくても良いが、した方がよい文字がある。
iniファイルで使われている=(イコール)や[](大カッコ)は、エンコードすべき文字らしい。
これを知らなかったので、真魚のiniファイルをUTF-7で開き、そのまま保存して壊すことがあった。
正しいやり方は、S-JISで開き、S-JISに変更して保存するのだ。
もちろんこの方法だとエンコードされた部分がわからないし、手動エンコ/デコは不可能だが。
ユニコード文字を使っていないなら、UTF-7で読みS-JISに変換して書いても、真魚は読める。
真魚のUTF-7認識は、次から推奨される方を基準に判定を行うことにする。
つまりASCIIで読み込んでイコールや大カッコがあったら、UTF-7変換はあきらめる。

それから、Delphiのデザイナの新機能で、縦横の位置をそろえる機能があるのだが、
VS2005と違っておかしな場所に反応して、逆に置きたい場所に置けない機能で使いにくい。
中途半端なモノマネはよせ。
なんか、いくら新機能を追加してもそれ全部オフで使うなら、旧製品で良かったじゃん。

たぶん関連のある記事:

コメントは終了しています。