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2006年 8月 16日 のアーカイブ
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バカバカしいので、ダウンロードはしたけどインストールしてなかったVistaのβ2をテスト。
うちはAthlonのデュアルコアで64ビットなので、64bit版のテスト。
その直前に、何かあったときはOSのクリーンインストールも必要かと思い、
手持ちのXP Pro OEMに、SP2当ててSLP化してブータブルにするという作業をした。
XPの方はサービスパック当たることでCDいっぱいのサイズになり、
これからもどんどん肥大するOSは結局DVD化される運命にあるようで、
Vistaのβ版はブータブルDVDという未知の領域に到達していた。
本当はこのDVDからフォントだけ抜き出せるなら、βのOSは入れたくない。
ダウンロードしたのも、フォントを抜き出すことが主目的だったので、インストールは先送りだった。
そううまくいかなかったので、ついにはインストールしたのだが。

まずインストールの時点で、今までの勝手が通じないことに落胆。
あたしゃもうずっと前から、CドライブにはOSを入れないという事が習慣になっている。
お粗末なウィルス等がCドライブ決めうちで何かしてきた時に備え、
Cドライブは2Gの何もないディスクにしてあるのだ。
その2ギガってのは、別のOSでも読めるようにしたFATの限界サイズの名残。
システムファイルが置かれるだけなので、もったいなければ数メガで大丈夫。
で、DドライブにXPが、Eドライブにはアプリでも入れて、これが一つめのハードディスク。
P2Pで負担がかかるかも知れないので2つのHDDをつないでいて、
その二つめのハードディスクはFとGにパーティションを切ってあったが、
VistaをインストールするためにHドライブを用意し、ようやくインストール開始。
ところが、いざインストールが完了してみると、Hになるはずの場所がCに、
Cになるべきはずの場所がDになり、以下全て一つずつ、ずれてしまった。
どうやらVistaは、インストールした場所がCドライブということになっちゃうようだ。
例えば真魚を起動した場合、ドライブのズレさえなければファイル履歴を複数OSで共有出来る。
それが出来なかったというわけだ。
こんな事なら、Hドライブを用意せず、Cドライブを広げてそこに入れれば良かった。

いざ起動してみたら、最初から画面解像度1280で起動した。
ただし二回目からは必ず800*600で起動して、画面プロパティの設定も起動する。
なんかここだけでなく全体的に、設定したはずの部分が保存されないことが多いようだ。
Windows Updateを試したら、Vista専用にもたくさん出ていた。
Audigyのドライバがないので音は出せない。
nVidiaもそうだが、XP 64bit用のドライバとかは効かないみたい。

とにかく遅くて、クリックしてから動作するまでがあまりに時間がかかり、
本当にクリックしたのか不安になり、もう一度クリックすることは何度もあった。
デスクトップテーマはクラシックもあったし、効果とパフォーマンスの設定も存在する。
64ビットのOSだったらもっと速くなると期待したが残念。
DirectX描画だからもっと速くなると期待したが残念。
UACがウザくて残念。

と、適当に触ったので、フォントフォルダだけ残して削除しても十分なのだが、
せっかくインストールしたので、真魚を起動してみる。
まぁ、当たり前に起動し、当たり前に動作するし、適当にファイル開いたり保存したりも出来た。
スクリプトも動かせるし何の問題もないだろう。
でも、INIファイルに設定を書き込めないことが「たまに」ある。
「たまに」ってのが問題で、ちゃんと設定を保存できるときと出来ない時がある。
例えば起動してファイル読み込んで終了して再び起動すると、
その履歴に読み込んだファイルが反映されているときとされてないときがあるわけだ。
まったく意味不明ちゃん。
それから、Unicode.jsを動かすと、タスクバーに真魚が二つ表示されるようになる。
さらに意味不明ちゃん。
Delphi製の真魚は動くが、.NET製のAdMenuは起動は出来るがインストール出来ない。

たとえどんなデキの悪さでも、Vistaは購入予定であり、買ったら使う予定だ。
エディションがいっぱいあるが、デュアルコア対応が必要なので結構高いやつになるだろう。
その時点で自分の作ったソフトが動かなければ、動くように対応する予定。
もしも古いソフトが動かなければ、ユーザーは乗り換えや購入に慎重になり、
最終的にMicrosoftの不利益になるから、どうせ発売までに何でもちゃんと動くようになるはず。
よって、最低でも動いているソフトに今から下手に手を入れるのは良くないと思うのだがね。

あと、なぜか時計がピッタリ16時間も進められてビックリ。