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2006年 8月 2日 のアーカイブ
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あきれた。
今まで応援してただけに残念。

ゲームしながら試合見てたので、ひょっとしたら偶然に、
偏ったシーンだけ見ていたのかも知れない、、、いやあり得ないか。

乱打江田のパンチは高速に的確に何度も興毅の顔面を捉えるも、
興毅の大振りの連打は全て乱打江田のグローブに当たる。
そんなシーンの繰り返しだった。
1ラウンドはダウンしたし、ダメージを引きずって動きも悪く、
後半は足がもつれてクリンチで逃げるばかり。
体は前に出てるので、素人目には攻めているように見えるがパンチは少なく、
興毅は前に出なら攻撃し、乱打江田は下がりながら攻撃するスタイルなだけで、
完全に格の違う、12ラウンド戦わせるのがかわいそうになる試合だった。

元世界チャンピョンの解説者陣の終盤のコメントは、
世界は厳しいんだとか、もう捨て身で言った方が良いとかばかりになり、
それはつまり結果を告げる前から、経験者は皆、興毅の負けが完全わかっていた。
盛り上がってるのは会場のギャルたちと実況アナのみ。

当事者たちも、どちらが勝ったからキッパリとわかっていた。
本当に接戦の時は、お互いに自分が勝ったのだとアピールするのが良くあるシーン。
しかし今回は乱打江田の圧勝だったので、アピールは一方的。
興毅は負けたと確信してるので、二人目のジャッジが勝ってることにハテナ。

そして疑惑の3人目の判定は、本人も元チャンピョンの方々もみんなビックリの、
目の前で起こったことを完全に覆す内容。
やりすぎ。
今年の日本人のスポーツ関係は本当に酷い。

賞状をぐしゃぐしゃにした朝青龍に笑った。

将来の地球を語るとき、全人類が協力してどうにかした場合以外シミュレートしないのは、
そうする以外はものすごく悲惨が結果が出ると言うことなんだが、気づいているだろうか。
その全人類ってのは、軍事国の人も山奥の人も痴呆老人も含まれているわけで、
現実は、目標を達成できるのは一部の国にいる教育が行き届いたほんの一握りに過ぎない。
要するに、何年後にどうなっているかの予測は、現実を無視した希望的な未来に過ぎず、
本当はもう間もなく、絶望的な終焉が訪れようとしているのは間違いない。
現時点で希望的なシミュレーションで誤魔化しているということは、
もう何をどうやっても間に合わないくらい差し迫っているんだと気づいたよ。

あたしは地球のほとんどの高等生物は22世紀を迎えられないだろうと予測している。
生物ってのは、一時的なものであればかなりの環境変化にも対応できるのだが、
ずっと続く環境変化には非常にもろくて、まもなくいろんな動植物が絶滅するはず。
というか、絶滅して貰わなければ、人類が誕生するプロセスも否定することになるわけだよ。
環境が変わったら絶滅するからこそ、変わって新たな種が生まれて、人類につながった。
ただし、これまでの地球の進化のプロセスでは、一気に絶滅が進むことはなかった。
恐竜の時でさえ、体の大き過ぎる動物が滅んだだけで、小さいものは生き残った。
しかし今回は大きさにかかわらずに様々な種が絶滅するだろう事は避けられない。
で、絶滅した種に依存する種というのも、共倒れ的に滅ぶだろう。
素人が考える以上に、別種との共存の上で種は成り立っていて、
徐々に数万年単位で別種がいなくなるなら、時間をかけて新たな共生を築けるが、
数十年という単位での環境変化、大絶滅が来ると、一気に何もかもなくなると思うね。
科学は進歩したと言われるけれど、人類だけで生き残れるほどは進歩していないわけで、
たぶん人類は他の生物よりしぶとく生き残るだろうけど、それも時間の問題で、
もしかしたら誰か天才がごく少数の人類を導くかもしれないという可能性ぐらいしかないだろう。

さて、そんな状況を予想はしているわけだが、DNAを主体とする生物全てが滅ぶとは思わない。
バクテリアとかは様々な環境に適応しているわけだし、
高等生物の餌でしかなかった小さな生物とか、劇的な変化に耐えるものは少なくないだろう。
つまりだ、野生の木とか花とかは半分枯れ、獣も魚も半分いなくなり、
次に、そいつらをエサとした生き物、共生してきた生き物もいなくなり、
さらにそのまたいなくなった生き物と関係がある生き物もいなくなると言う連鎖で、
最後は頂点に君臨する人間も滅ぶけれども、連鎖に関係なく生きてる生物だけは残るだろうと。
で、一つ希望的なのは、その残った下等生物が、将来また進化するのが確実だと言うこと。

というわけで、滅ぶことが決定している人類というのはあまりに寂しいので、
いつかまたバクテリアが進化して、知的生命が誕生して人類を掘り当てることを期待して、
何か残しておきたいと思うのが当然の心理で、
たとえばコールドスリープで宇宙脱出とか、手塚治虫みたいに考えてしまう。
でもそれだと、その一人が復活するだけで人類の繁栄は復活しない。
では、人類はいったい何を残せばいいのかというと、やはりデジタル情報になるだろう。

人類は、大気の成分がどんな感じで、温度とか天候とかどんな感じで、
どういう風に暮らしていたのかという情報と、設計図たるDNA情報をデジタル化して、
その情報が、いつしか知的な高等生物が発見するまで保存できるようにしておくことで、
その新しい支配者に、人類が生き延びられる環境と、物質からの再生を託すのだ。
人類の英知は全て、保存がきく何かに記録し、種は絶滅しても知恵は引き継ぐこと。
これをやればいいだろう。
で、せっかく作った記録媒体が、十分な知恵のないまま破壊される可能性もあるので、
そうならないように、ある程度の技術が発達するまで見つけられないようにしておきたい。
その候補として、たとえば月面だったり、火星だったりに保存するのが良いだろう。
ただし表面だと隕石にあたるので、地下に隠すと言うことになるだろうな。
いつしか、地球に残ったバクテリアの子孫が、進化して辿り着くことを期待して待つ。

という人類保存プロジェクトが、現在の人類より先に行われていたとしたら?
人類が今世紀中に、月や火星から地下遺跡を見つけ、科学技術レベルが一気に上がるかも。
何もない宇宙に無駄に出たがる最近の傾向に、なんか納得いかなかったわけだが、
人類を保存するためと、保存された人類を発掘するための二つの理由でやってるのだろな。

まぁ、情報だけを保存したところで、種はいったん途絶えるわけで、
種が途絶えた時点で滅んだという旧来の感覚では、やはり今世紀中に絶滅、
文明を継承させ、存在した証を残すことが出来れば滅んではいないという感覚なら大丈夫。
危機に瀕した人類が次の世代に望むのは、無駄な環境保護ではなく情報の永久保存かもしれない。