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2006年 5月 9日 のアーカイブ
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一周目では、入手した宝はすぐ売れという町人情報を信じて、宵越しは一切しなかった。
二周目では、テキトーに売ってると希少なものを損しかねないということと、
なにぶん高価な壷を買わずに進行させたいということの両方の理由から、
材料が集まった時点で最小限で交易品を出すというやり方を心がけたので、
それに必要なものをずっと持ち歩いていたし、このゲームに預かり所はない。
で、何でも売りまくった一周目には気がつかなかったが、おたからを盗む敵がいるじゃん。
しかも大量に出てきて、攻撃をよくパリィして囲まれちゃうようなヤツ。
あのあたりを散策したら、重要なものが盗まれてないか確認してからセーブしないとな。
いや、盗まれてもいいように、さっさと交易品がらみの収集は終わらせ、手ぶらで行こう。

ということで、最強弓、最強片手剣なんかの材料不足分を集めてとっとと交易品に出す。
一番の目玉である、最強両手剣の材料が、あと一つと言うところまできて、
それを入手するには、今は敵が強すぎて進入できないエリアの奥の方のザコか、
道具が盗まれちゃう地帯内のレア敵かどっちかと言うことになった。
ま、敵が強すぎるエリアに行くためにこそ武器が必要なんであって、
自由に闊歩できるようになった後に武器を手に入れてもうれしくないので、
盗みに気をつけながら、というか、盗まれたら即リセットの覚悟でスラム街でレアモン探し。
今持ってるどのアイテムを盗まれても、いろんな苦労が台無しという緊張感。
ブツを入手しても、セーブしに帰るまでのたった一発で全てが無駄になるという戦い。
案の定、帰りに一発やられたが、テレポかギザールか何か、どうでもいいものだったらしい。
でも数え間違ってないか、もう一度入念に調べてようやくセーブ。
すぐに交易品で最強剣を出し、それも高額なのだが、壷を買ってないせいでギリギリ買えた。
そしてこの達成感!やっぱり二周目やってよかった。
コレも二十年前のウィザードリィの例え話をもう一度出すべきか。

これでもう、盗まれて泣くようなものは全て変換済みだから、
ようやく暗いスラム街を堂々と進めるようになり、次はそこを攻略か。
他に残ってるのは、あそこの地下とあそこの反対ワープと坑道が二つと、結構あるな。

このFF12って、システムは斬新だけど、楽しみ方はものすごく正統派なんだな。
ストーリーは興味ある人だけが追いかけ、レア度の高いアイテム集めに没頭するのみって、
ウィザードリィの時点から存在した遊びだし、そういやPSOとかでも激レア探しばかりだった。
ウィザードリィの最下層はたぶん今でもコントラデクストラしながら歩けるが、
ワードナがどんな悪いことしたのかは知らないし、主人公なんていなかったし。
幼稚なアニメ部分がメインで、ゲーム部分は面白くないFF10とは正反対だ。

思い起こせば、プレステ2を買うキッカケの一つがFF10で、プレステ1は持ってなかったので、
久しぶりにやった新しいFF10のせいで、他の新しいロープレ全体に絶望してたんだよね。
で、その後プレステ2は使ってなかったので嫁の実家に持って行かれちゃって、
DQ8がキッカケでまたプレステ2買って現在に至るが、
FF10があんなじゃなければ、いや、あのときのがこのFF12だったら、
一回目に買ったプレステ2を手放すことはなかっただろうな。
今は逆に、これもう十分楽しんだからいいかげんに娑婆に戻りたいくらいなのだが。
今回のFF12が面白いっていうか、FF10がひどかったとまとめたい。

B000EOVS08
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