八助で濃厚魚節ネギ増
前回はコク煮干し650円を食ったが、今回は気になってた濃厚魚節680円にネギ増70円で太麺を食ってみた。壁に貼ってあるとおり無料で魚粉4倍まで出来るとのことだが、とりあえず1倍でって頼んだ。ってこれこそいわゆるタカハシ風のやつだね。見た目的にも豚骨的にもタカハシのインスパイアで間違いない。一時はタカハシの偽物なんてあらやだけかと思ったが、やっぱり弘前で煮干しって言ったらタカハシ風のところはあるみたいだ。コク煮干しと違ってチャーシューが一枚しか来ない。八助ではどれを頼むとどれが出てくるかわかりにくいが、いわゆる昔ながらの津軽の煮干し中華と、タカハシ風の煮干し豚骨と、煮干しを大量に使ってるけどスープは濁ってないやつはある。それに加えて、濃厚魚節の辛口とか、コク煮干しの背脂入りとかっていうバリエーションもあって、さらに今回のようにネギ増のような事も出来るって感じ。でもあたしが食べたその二種類の他に、例のラーメン本に特別取り上げられていた特選煮干しというのをまだ食べていない。厨房にはスープの鍋が3種類しかないようなので、これはどれかのバリエーションに過ぎないとにらんでいるが、ともかく八助はあたしにとって場所とか駐車場とかが結構気軽にいけちゃう状態なので、どうせまた行くし次はそれにしようと思う。
ところで何回も食べて確認したいと思っていた長尾の塩味は、意外にも2回目で飽きた。やっぱり煮干しの塩味ってのが珍しいから、その一回食べただけじゃよく分からないって評価になったわけで、二回食べたらたいしたことないっていう感想になってしまった。いや、たいしたことないって言うほど悪くもないんだけど、長尾だったら醤油の方がうまいって思っちゃった。食った後もずっとあと引く醤油と煮干しの存在感があり、塩味では物足りない気がしたんだよね。今後毎週青森に通いそうな予感がしてたけどもういいや。三回は往復しないと覚えられないと思った道も覚えたし。またしばらく行かないと忘れそうだけど。
あたしは昼飯時じゃなく三時のおやつ的な時間帯や午前中の駐車場が混んでないときに食いに行きたいので、営業時間が短いところには必然的に行けない。駐車場が狭いところは眼中にない。でもうまい=混むは宿命であって、今のところ八助はあたしにとって穴場。