ラーメンウォーカー
家の本棚から古いラーメン本が出てきて、ついてるクーポンの期限を見たら2002年だった。10年も前だからなくなってるところもあるし道路も変わってたりする。この本が発掘されたことをキッカケに、新しいラーメン本が欲しくなり、Amazonでテキトーに買ってみた。
家で発掘したやつとは全然関係ないけど、とりあえず青森県って書いてるやつ。
弘前が激戦区だって書いてあって、確かに弘前は最近増えたなぁって気はする。特にこの本に載ってる新しい店の中では、弘前だけじゃなくむしろ青森の方が多い感じだけど、タカハシの偽物というかパクりというかインスパイアがすごく増えたなぁって気がした。気になったけど行ったことがなかったあの店もこの店も、タカハシ風のアレをやってる店だったんだなぁって、この本で知った。もちろんこの本にはタカハシが載ってないし、我々フリークにはタカハシ系って言えば一番伝わるけどそういう言葉は使わず、ニボニボとかろくでもない造語で書いてあるけどね。あたしはかんすいが苦手なせいで、昔ながら津軽の細ちぢれ麺を使った、あえてスープまでかんすい臭くしちゃったラーメンはクソマズいと思って育った。弘前はカップ麺にも劣るラーメンしかないと言い続けてきた。学生時代にタカハシの無かんすい麺に出会って、バイトとして潜り込み毎日食べるという生活をしてたが、それでも飽きなかったほどに気に入った。スープは作り方をスパイして家でもやってみたが、やはり鍋の大きさが違うからバランスがおかしくて、味はすごく近いのに生臭くて全然ダメな物が出来た。まぁ通常のズンドウさえあれば、たぶんそれなりに上手い偽物は作れるはず。素人でもまねするぐらいだから、タカハシ系の店が増えるのは当然のことだと思うけど、最近駐車場が増えて行きやすくなったらやっぱりタカハシに行きたくなっている。本に載ってる偽タカハシにあまり興味持てなかった。
さらに加えて、あたしの現在の興味は味噌ラーメンであり、味噌ラーメンの情報がもっと欲しくて本を買ったような物だったんだけど、あんまり味噌情報は載ってなかった。弘前では中三に代表される昔ながらの味噌ってのがあるんだけど、あたしはその昔ながらの麺のかんすいが嫌いだから、昔ながらの店にはあまり行きたくない。しかし新しい店は全国区の標準的な味噌ラーメンが多くて、モヤシじゃなくてネギ中心になってる。スープとか具とかが弘前風で、しかも麺は弘前風じゃない店ってないかなぁって事で、とりあえず本でも買って見たんだよね。
味噌ではないけど気になる店が数軒あって、いずれ行ってみようとは思うけど先に味噌の店に行きたいよ。でもうまい店ほど営業時間が短くて、なかなか行けないでいる。今は24時間営業になった山岡家にハマって、ものすごいペースで行ってる。