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2012年 7月 15日 のアーカイブ
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 偉大なるTEditorの存在によって、テキストエディタをDelphiで作るという趣味が始まった訳だし、今でもそれなりにDelphiは使えてるけれども、最近は言語もIDEもあまり好きじゃない。真魚しか作らないのに何万も払ってアップデートしたくないし。でも自分が使うテキストエディタのメンテナンスを続けていきたい訳で、出来ればC♯で作り直したいとしょっちゅう思ってる。面倒くさいけど。やるやるって言って全然やる気しない。これからもやらないかも。いや、でも既に一回やってるから、出来ない事でもないんだよ。

 このページが残ってた。

 そこにも書いてあるとおり、XPの次のWindowsであるVistaは.NETで動く予定だったから、Delphiで真魚を作る事をやめていち早く.NETに移行したんだけど、結局Windows自体が.NETに移行できなかったので、今まで通りDelphiで作った真魚をメンテナンスしていく事になり、.NETの方はほったらかしだった。これからもWindowsが.NETに移行する事はないだろうし、.NETでアプリを作る意味はないと思う。特にテキストエディタってのはキビキビ動く事も重要で起動速度とかも重要だが、本来の予定では今頃は.NETアプリの方が速くなってたはずだけど、おそらくこれからもネイティブアプリには勝てないままだろうから、全然.NETでテキストエディタをやる意味がない。でもとにかくDelphiがバグだらけで頭にくるしやめたいから、それだけのためにいろいろ犠牲にして.NETに移行しても良いと思ってる。いや、面倒くさくてやらないんだろうけど、やれたらやりたい。

 ぎょえの場合、最終的には来なかった未来のWindowsを想定したため、.NETで出来ない事をなるべく切り捨てて作り、いずれは.NETオンリーで動く事を目指していた。でもこれから目指したいのはそれじゃなく、言語こそC♯で.NETライブラリも使うけど、むしろ従来のWindows APIをメインに使う仕組みにしたい。つまり内部でやる事は真魚とほとんど同じで、.NETを経由した分だけ真魚より効率が悪い、劣った完成品にしかならない物を承知で作りたい。メリットはDelphiを使わなくてよくなる事。あたししか使わないならそれも良いかなと。

 現時点で、真魚のバイナリを三つ公開している。いや、アドレスを直に打てばもっとアップされてるけどとりあえず。その中の一つが、XPとかVista向けの完成品なわけで、それがあるから最新版はWin7専用で作るってことを言ってるんだけど、それだったら.NETでもいいじゃん。Win7は.NET3.5に最初から対応してるんだから、Win7専用アプリが裏で.NET使ってようがそうでなかろうがユーザーには関係ない。それでいて64bitで動かせるはず。Delphiでも64bitバイナリは作れるけど、現状では挙動が安定してないしデバッグも出来てない。C♯ももしかしたら64bitアプリを作るのに問題があるのかも知れないがどうだろうか。

 まーなんだかんだ言ってやらないと思うけどね。やるとしたらネーミングも決まってる。