なりすまし判定回避

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 ちょっと前までは一つのレンタルサーバーでホームページもメールもまとめて扱っていたのに、Gmailが便利すぎてメールだけGoogleのサーバーで扱うようにシフトしてしまったため、WordPressで送信するメールはGmailじゃないくせにGmailを騙っている「なりすましメール」と判定されるようになってしまった。WordPressから送信される正当ななりすましメールをGmailで受信すると、はじめから迷惑メールフォルダに入れられるし、上部に「なりすましメールの可能性があります」などとわかりきった表示が出る。たしかになりすましだけれど、自分でなりすまして自分に送るメールだから、危険なこと何一つないし、なりすましのメールに警告を出してくれる事もGmailの嬉しい機能の一つだろう。そこまでは別にいい。

 問題は独自ドメインで運用するGmailの方で、一般のGmailは迷惑メールフォルダ入りはしても一応届くのに、ドメインあてがった方は受信すらしてくれない。おそらく探せばなりすましを拒否しない設定が見つかると思うが、あたしは見つけられなかった。そのせいで、お問い合わせフォームからのお問い合わせが届かなくなっていた。あれって問合せに返信する際の利便性を追求してるから、お問い合わせした人のメールアドレスでなりすましメールを管理者に送るんだよね。全部なりすましメール扱いになるから、一切届かなくなってた。それで、一応工夫したのは、なりすましメールの宛先を普通のGmailにし、転送設定でドメインGmailにするって方法で、これならなりすましとは言えいったん別の信頼できるアドレスを中継してるから受信できてるようだ。中継したアドレスがヘッダ情報に入ってしまうが、一応これで問題は解決出来る。

 で、次は問題じゃなく野望なんだけど、各種無料ブログサービスのメール投稿アドレスに、WordPressのメルマガプラグインで更新情報を一斉送信して、いわゆるTwitter連動とかfacebook連動と同じようなことをやろうとしてるわけだが、これがことごとくどれもなりすましメールを拒否しちゃう。WordPressを使う以上、送るメールは全てなりすましになるんだと思ってたので、この野望は達成できないと思っていたが、ちゃんとプラグインで、なりすましじゃないメールを送る方法が用意されていた。なりすましじゃないって事は本当にGmailのサーバーに名前とパスワードを入れて送る事になるわけで、これなら無料ブログの方でなりすまし判定できる要素はどこにもなくなる。まぁ、これもこれで解決か。

 どっちも解決したかと思ったら今度は両立が出来ない。Gmailのサーバーにログインして送信するのは本当になりすましじゃないメールを送るためで、お問い合わせフォームの場合は逆に基本がなりすましメールなので、いろんな人から送信されるメールをGmailのサーバーにログインして送信するなんて事は出来ない。あたしが辿り着いたプラグインは、どのメールならなりすましのまま送るとかっていう振り分けが出来ないタイプだから、メルマガと問合せを両立するにはさらにもう一工夫必要になる。

 なりすましじゃない設定にしてから各ブログへの一斉送信はまだ試してないので、この投稿で初めてやってみる事になる。長文を投稿したときにでもちゃんとサーバーのタイムアウトにならず、メール送信やPing送信、Twitterやらfacebookやらの連携まで、全部やれるのかって言う事も確認し、ダメなら連携先をもっと削らないといけない。また、せっかくHTMLでリンク貼って送信してもテキストに変換して投稿されちゃうブログには連携する価値がないので、削るならまずそう言うところから。

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