メルトダウン服用一週間で、ようやく体にたまってきたのか副作用を感じる。
小学校のバス遠足で乗り物酔いしたような、胸がいっぱいで頭がくらくらで、
しかも乗り物酔いの薬を飲んで麻酔がかかったような、全ての症状が遠足チックで懐かしい。
たしかにこんな風に不健康を感じるほど強い薬じゃ、脂肪燃焼効果も相当期待してしまうが、
出だしのロケットスタートはどこへやら、71kg台後半で安定してしまったようだ。

極端な効果があるなら、この程度の副作用なんて気にもならないってほど軽いけど、
服用しても効果を感じないならすぐにもやめたいくらい重いレベルでもある。
慣れてもっと軽くなるのか、堆積されてもっと重くなるのか、予断を許さない状況。

麻酔みたいな感覚はおそらくカフェインだ。
カフェイン錠剤を口の中で噛み砕いた感じの延長線上にあるから確信している。
頭くらくらもきっとカフェインだろうが、フェネチルアミンも怪しい。
成分を見る限り、メルトダウンはカフェインとフェネチルアミンが大半のようで、
有効成分も副作用成分もこの二つでほとんど発揮していそう。

食欲低下はフェネチルアミンの作用らしいが、別にいつも通りに腹は減るし、その効果は感じない。
甲状腺が刺激されているかどうか、新陳代謝が促されているかは体感できない。
ヨヒンベ、シネフリンで体脂肪が燃焼されやすくなってるかどうかもわからん。

どれだけ摂ればどれだけ効果があるかはわからないが、一応、規定量飲めば少しは脂肪燃焼するはず。
脂肪を燃焼すればエネルギーが生じるわけで、たとえば体温が上がるとか、行動が活発になるとか、
運動しても疲れ知らずとかっていう症状が出ないと、生じたエネルギーがまた蓄積されちゃうだろ。
しかし、たまたま子供が熱を出したので、ついでに自分も計ってみたら35℃台でいつもより低いし、
有酸素運動もヘトヘトだし、カフェイン摂取してるわりに眠いから活発でもない。
なんか、理屈で生活を振り返ってみると、効果が出そうな理由が思い当たらないな。

たとえば食事制限をしてる人なら、食欲抑制サプリを併用すれば効果は期待できるはずだ。
または、興奮する薬で興奮したらそのまま活発に動き回れば効果が期待できるだろう。
そのどちらもなく、こんな風になんか乗り物酔いしてる感覚に耐えて安静に暮らしてるだけじゃ、
効果が出そうな理由が全然思いつかないよなぁ。

一応、カフェイン摂ってるから同じ有酸素運動でも脂肪を燃焼しやすいって事になっているが、
脂肪を燃焼しても糖質を燃焼しても、消費カロリーが同じなら結果も同じだと思うし。
消費カロリーが増えるわけじゃないし。

だんだんこれ効かなそうに思えてきたと同時に、体に悪そうにも思えてきた。
まぁ、少なくとも痩せる薬は毒であり、痩せるとすれば体に悪いんだから、
体に悪そうってのは痩せそうって事でもあるのだが。

ただ、これには全然懲りてなくて、メルトダウンが効こうが効くまいが、
使いきったあとにはまた別のファットバーナーを買うつもりで既に探している。
ミトトロピンとホットロックスが気になっているが、どっちもカフェインが入ってるから似たようなものだろうか。