プロトレックからジーショックへ
自分で書いたこの日記によると、あたしが前回腕時計を買ったのは7年前と言うことらしい。電波ソーラーって事は、半永久的に使えるんじゃないかという幻想を持っていた。まぁそもそもソーラーだって充電しておく部分が組み込まれているんだから、その部分が弱くなったら寿命なんだし半永久ではないんだけどね。それでも、もうソーラーじゃない時計なんか買う気がしないし、電波なら自動で正しい時間をキープするし、そうなってるやつしか眼中になかった。んでその条件を満たしたプロトレックを買って、大満足で使い続けていたらある日バンドがその根元で切れてしまった。根元なのでアロンアルファかツリロンで補修してそのまままた使い続けることが出来た。そうしてる内に補修部分がもう一回取れちゃったので、今度は多めのアロンアルファかツリロンでがっちりと接着。またそれで騙し騙し使っていたら、今度はバンドの穴が並んでる部分で横にちぎれてしまった。これはさすがに接着補修で使い続けるレベルじゃないわ。と言うところまでで7年。
一応、自分の中では電波でソーラーな時計は半永久的に使えるイメージだったし、実際に時計機能はなんの問題もなく新品同様に動き続けているけど、残念ながらバンドが老朽化するのね。7年前にこの時計を買った日記を読むと、5000円高くてチタンバンドの物もあったのにあえて安いウレタンバンドにしたらしい。もしかしたらチタンバンドを選んでいればもっと長持ちしたのかも知れない。まぁでもその時計のプロトレックのロゴもはげてるくらいボロボロに使い込んだわけで、あたしは無頓着で節約志向だから時間さえ正しければ良かろうと思って使い続けていたけれども、普通の人ならもう買い換えて当然なのかもね。それか、もっと節約する人ならバンドを新しい物に交換してボロボロでも使い続けるべきかも知れない。電波ソーラーで7年というのは長いのか短いのかわからないが、ともかく、本体は良しとしてもバンドは老朽化でちぎれる物と覚悟すべき。
と言うわけで今回も似たような物を探したんだけど、前回と同じ1万円くらいの電波ソーラーで、数年使ってダメになったら買い換えてもかまわないという方向性で。高い奴を買って修理して使い続ける気持ちはなく、また7年で1万円ならまぁ良いかなと。そう思って探したら最近は安いプロトレックなんてないみたいで、その代わりにジーショックならそこそこ安いやつが売ってた。ジーショックと言えばカシオの携帯電話で頑丈な奴が出てたイメージしかないけど、今回はプロトレックが耐久性の問題で買い換えるわけだから、頑丈な奴を買うというのは十分な動機となる。電波ソーラーでしかも頑丈なら、今度こそ半永久を望めるんじゃなかろうか。いやそもそも腕時計をする理由がもうないんだけどね。古い人間なので、必要でもない腕時計をなぜか毎日つけちゃうんだよ。
んで買ってみて今回失敗だと思ったのは、常時表示される部分に月例や潮位と共に世界時計があり、日付はボタン操作しないと出てこないと言うこと。曜日は操作しても出ない。もうこれだけで携帯電話に負けてるじゃん。ホントに腕時計いらないね。バンドは前の奴より頑丈そうに見えるけど、本当に頑丈かどうかはよくわからない。もしかしたら前の奴も買ったばかりの頃はこんな感じだったかも。使い込んでフニャフニャになっていく材質かもしれないし。ツー事でこれは書いておくわ。