短時間至上主義
低酸素性筋力トレーニングの本には、初心者は3セット、慣れてきたら5セットやれと書いてあった。
加圧トレーニングは10分以内というルールもある。
セット間のインターバルは20秒がよいらしい。
この三つの条件から、100秒間で10レップスやり20秒休止を5回繰り返すとちょうど10分になる。
よって、これが万人向けの最も効果的な低酸素性筋力トレーニングのやり方と言えるだろう。
しかしあたしの場合は一般的な人より根性がないので、5セットがつらすぎてやる気が減退する。
それで、最近はほとんど3セットで切り上げ、10分もやっていない。
それで良いと言う事で自分を納得させたのは、たぶんスロトレの本で、
普通に3セットやるより集中して2セットやる方が効果的な場合があると書いてあったからだ。
すなわち、あたしのように、5セットは多すぎてやる気が出なくて嫌々ダラダラやってしまう人は、
いっそ、自分で集中できるセット数に減らした方がいいんだという解釈をした。
「慣れてきたら5セット」というが、まだ慣れてもいないって事だな。
3セットが楽に出来るなら、セット数を増やすか重量を増やすわけだが、
あたしはセット数が多いと挫折するので、できれば重量を増やす方向で行こうかと。
まぁ、筋力はいきなり上がるわけじゃないので、3セットが楽になって重量を調節する機会は少ないだろうが。
少なくとも、2セットは出来るが3セットはきつい調節は、4セット出来て5セットがきつい調節より簡単だ。
セット数を減らすと、日によって異なる根性レベルに左右されにくくなる。
ただ、加圧は10分以内なわけだが、筋トレ自体は5分で終わる事になるので、
そこですぐベルトを外すべきか、その後5分待ってベルトを外すべきかって事になる。
5分の筋トレで発生した乳酸が、そのままベルトをしていると逃げずにたまっているから、
せっかく10分まで加圧してもいいのに、すぐ外すのはもったいない気になってしまう。
もったいないからベルトしたまま休んでると、もう1セット出来るくらいには回復する。
それで結局4セットを10分でやったりもするの。
だが、3セットで満足出来なかったときはたいがい4セットでも満足出来ない。
だから、無駄に疲れて嫌になるくらいなら、必ず3セットでやめるつもりで、
いや、2セットでやめれるくらいに集中してやって、3セット目はおまけのつもりで5分で終わろうと。
そのくらいにしておかないと続けていけそうにない。
結局、朝5分、夜5分しか筋トレはしてないわけで、これだけ時間が短いと、
忙しくてもどうにかやりくりして時間が作れてしまうので、予定が入ってもなかなか休みにならない。
なんの支障もなく毎日スケジュール通りの筋トレが行われている。
週二回30分を分割しただけだし、一回に一種目を集中してやってるから、それなりにうまくいってると思う。
一回にかける時間が短すぎて不安だったが、逆に、短時間しかやってないわりに効果出てる気がする。
しかし相変わらず米袋は重いままで、筋肉が付いたと思ってるのは気のせいかも。