アーカイブ
腕立てがきつい場合は膝をつき、それでもきつい場合は手の方を高くすると良いらしく、
逆に楽な場合は脚の方を高くすると良いらしい。
そうなると、プッシュアップバーを使った腕立ては、少しだけ手の方が高くなるから、
むしろ使うと楽になりそうな印象もあるが、高くなった分だけ深い腕立てをする事できつく出来る。
昔空手をやってた頃は体重も軽かったし、拳を使った腕立てを毎日何十回もやっていた。
何十回も出来てる時点で効果が薄いとか、1セットしかやってないとか、毎日してるとか、
今思えば何かと問題があるわけだが、当時はそれで良いと思ってやっていた。
拳の方が手のひらでやるよりも少し高くなるので、プッシュアップバーと同等の効果があったはず。
もちろん、当時はプッシュアップバーの存在すら知らなかった。
普通にやっても何十回も出来たから、膝をつく腕立てなんて女がやる物だと思っていたし、
まさか自分が膝をついた腕立てをやるようになるなんて、プライド面であり得ない事だった。
加圧の真似事を始めた時点で、一番きついのは腕立てだったから、
仕方なく膝をついてやったがそれでもきつく、腕立ては加圧なしでスローでやる事にした。
で、ようやく慣れてきて、3セット出来るようになったので、膝なしに移行するのではなく、
プッシュアップバーありに移行してみた。
そしたら胸に丸二日の筋肉痛を生じた。
いつもやり慣れてるはずの同じ動作だから、多少は負荷が変わっても筋肉痛にまでならないと思ったが、
おそらく負荷の大小よりも可動範囲の変化で、今までにない刺激を受けたのだろう。
プッシュアップバーなしなら2セット目までは楽勝で、3セット目からがつらいのだが、
プッシュアップバーありだと2セット目で限界が来る。
限界なのはスローだからであって、スローじゃなきゃ既定回数出来るので、
もうだめだって思った時点から動きを少し速くして、一応既定回数はこなす。
しかし3セット目になると最初からきついので、心が折れて速くやっても既定回数出来ない。
これはたぶんちょうど良い強度だ。
2セット集中してやって3セット目はオマケっていうくらいにしたいので、2セット楽勝じゃ弱すぎるもん。
胸の筋肉痛も発生できたし、拮抗筋である上腕二頭筋も張る。
終わった後の疲労がハンパない。
そりゃもちろん道具なしでも鍛えられるのが理想的だが、たったこれだけの道具でこんなに違うなら、
こりゃもう手放せなくなりそう。