[日記的なもの/食べ物/2007]

サドンデスソース / 2007-11-15 (木)

人は時として辛さの限界を知りたがる。
しかし、辛さはチャレンジする物ではなく、美味しさを増幅する一つの要素にすぎない。
もっと辛くすればもっと美味しくなるという場合以外、それ以上辛くするのは逆にデメリットとなる。
特に、上の口では平気でも、下の口に刺激が行ったり、その途中経過たる内臓の健康に影響する。
別に辛い物を食べれるから大人だとか偉いとかいうことはないんだから、無駄に辛い必要はない。
それでも人は、どこまでも辛さを追求し、辛くないと物足りないと感じてしまう。

デスソースの存在を知ったのは何年も前だが、三宅裕司の番組でホットソースマニアが紹介されていた。
その人は常に辛いタレの小瓶を持参し、何でもかんでも激辛にして食べてるんだそうな。
某お笑いタレントがその辛いタレを一滴混ぜたカレーを食べたら、汗とヨダレが止まらなくなっていた。
いくら辛いタレとはいえ、そんな一滴でカレー全体が辛くなるとは思えず、
それはリアクション芸として、演技で大袈裟に見せているんじゃないかという疑いはあった。

後に、行きつけのスーパーで、テレビで見た記憶のあるデスソースを見かけ、すぐに購入した。
一味唐辛子だとスープの底に辛さが沈んじゃうし、コショーはコショー味に変わってしまうし、
タバスコは酸っぱいし、それよりなら少量のデスソースをということで一時期気に入っていた。
最初はすごく辛いんだろうと思って遠慮がちに使っていたのに、たかがタバスコの数倍の辛だから、
タバスコをジャブジャブかけたと思えば平気な程度で、慣れてそのうち大量に使い始める。
辛さに慣れたのではなく、辛すぎるんじゃないかという恐怖心が取り除かれただけだ。
で、やっぱり入れすぎると辛さ以外の味を変えてしまう。
ただ、タバスコよりは圧倒的に気に入ってるので、タバスコを入れるくらいならこれを入れる。
本当にたかがタバスコの数倍だから、タバスコのかけ過ぎをしょっちゅうやる人には大差ない。

デスソースにはもっと辛いバージョンがある事をネットで知り、いつか入手したいと思い始め、
そうこうしているうちに先日、行きつけでないスーパーでそれを見つけた。
デスソースより辛いアフターデスソース、アフターデスソースより辛いサドンデスソースが陳列されている。
最初は怖かったのでアフターデスソースを買おうと思ったが、
どうせ二番目に辛いタレに飽きたら一番辛いタレをまた買うんだろうなと思い直し、
思い切ってサドンデスソースを購入。

これも最初は、恐怖だけが先行していたのだが、ネットで調べた所、上には上があると知り、
たかがデスソースの何倍と思ったら、たいしたことないなと思って使えるようになった。
されどタバスコの23倍ということで、たいしたことがないというほどたいしたことがないわけではないが。
買ってきて当日にどうしても味見がしたくて、辛くすべきでないオカズを辛くして食べた。
ステーキ用おろし醤油ダレに少量混ぜて、ハンバーグで味見。
一滴とはどの程度の量を指すのか、人によってそれぞれだが、この時は結構多めの一滴だ。
で、実際、この辛さは味わったことがないかも知れないというくらい辛かった。
以前、タイカレーが辛すぎて途中放棄したことがあるが、サドンデスはもっと辛いけど食える。
食えるのはいいが、顔から汗がドンドン噴き出る。
鼻水も止まらない。
腸も初体験の辛さにビックリしたのか、次の日便意があってトイレに行っても、出なくて不思議な体験。
次はみそラーメンに、ハンバーグの時よりは少なめで入れて食べたのだが、
この時は元のスープが美味しすぎて、激辛にもかかわらず全部飲み干した。
日清シーフードヌードルには、もっと少なめの、小さい一滴を入れて食べた。
辛さは挑戦する物ではなく、美味しくするための物なので、食べる度に適量を調節している。

で、このサドンデスがあることで、カレーの辛さは個人で調節すればいいと言うことになり、
昨日はバーモントカレーの甘口に、一滴たらして食べた。
そしたらその何年か前のテレビで、一滴で激辛になったカレーを思い出し、
確かに、リアクション芸ではなく、一滴でカレーが激辛に変わるタレだなと納得できた。

一滴の瞬間に話しかけられ、わき見してドップリかかることもあったので注意。




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