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2007年 11月 21日 のアーカイブ
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先日、久しぶりにひと目の詰碁をやってみたら、暗記した問題はすっかり忘れていて、
忘れたにもかかわらずほとんど実力で解けたことに満足出来たので、今度はひと目の手筋をやった。
しかし手筋は詰碁よりも特徴的な形が多いせいか、まだまだ暗記してる問題は多くあった。
忘れた頃にもう一回やるからこそ練習になるわけで、覚えてる内にやっても暗記の確認でしかない。
でももう覚えちゃった物は仕方がないわけで、暗記も実力の内と割り切った。

最初にやった時点では、正解図が失敗図よりどう優れているのかすらわからず、
本当に一手目の場所だけが記憶に残り、それ以上考えようがないという問題もたくさんあった。
詰碁なら石が生きるか死ぬかで答えが出るが、手筋はどうしたいのかさえ分からない事もある。
しかし、今やってみると、確かに答えは暗記してるけど、それ以外の方法も読んだ上で、
確かにその場所しかないという消去法で答えを導けるほどになっている。
何をしたい問題なのかもわかり、以前とは理解の深さが全然違う。

また、詰碁は初心者用だと石3個ほど想像できれば解ける問題ばかりなのに、
手筋は初心者用でもオイオトシや攻め合いなどで、10個くらい想像できないと解けない問題ばかり。
それが出来ないから丸暗記になってしまっていたという問題も、今なら頭の中だけで解くことが出来る。

記憶の再生よりも、身についた手筋の再生が先行し、解けてから答えを思い出すこともしばしば。
暗記した物が消えたわけではないが、暗記に頼らなくても解けるまでに成長したことを実感できた。

意外だったのは、二目の頭とかの形の急所を解説していた点だ。
最初にひと目の手筋を読んだ時点では全然理解してなかったので、書いてたことすら気がつかなかった。
石の形に関する本を二冊読んで、今もう一度このひと目の手筋に戻ったら、同じ事が書いてあった。
それも今なら、形の急所だからという点で答えが出せるが、前は答えの説明が全然分からなかった。

完全な初心者でも、ひと目の詰碁ってのは簡単に解くことが出来て非常によいのだが、
ひと目の手筋は完全な初心者だと答えの意味も分からないから、ちょっと勉強した初心者向けだね。
完全な初心者からちょっと勉強した初心者へと成長したあたしには、今こそ本当にこの本を理解できた。

NHK杯の囲碁は録画して1.5倍速で見ても、退屈で毎回眠たくなってしまうのだが、
今回は初めて、最後まで一度も眠くならずに、楽しんで見ることが出来た。
これも成長したと言うことか、それとも解説が上手かったのか、対局がわかりやすかったのか。
今でもどっちが勝ってるか分からないが、どこが急場なのか、一段落なのか手抜きなのか分かりつつある。
ま、来週また途中で寝ちゃったら、そりゃ今週がわかりやすかっただけで、成長してないって事だろうけど。

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