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2007年 11月 8日 のアーカイブ
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二歳の子供がいる環境では、碁盤に碁石を広げてメチャクチャにされないでいるのは不可能。
せっかく買った碁盤だが、対戦するどころか、一人で棋譜を並べることも一度もなかった。
その子供と嫁が今日はいないので、チャンスとばかりに棋譜並べをやってみた。
題材は囲碁未来12月号の山下対高尾で、たまたまこれが手元にあったという理由。
初段を目指す人向けの雑誌に載ってる棋譜だから、初段を目指す人の勉強になるに違いない。

ヒカルの碁では、人差し指と中指で挟んでパチンだが、それが難しくて出来ない。
一度指から離れてから別の場所に動かしたら反則負けらしいけど、
碁石を最初から狙った場所まで落とさずに持って行くのが難しく、いったん広い場所にパチンとし、
中指で擦りながら目的の場所まで移動させるという、将棋みたいな打ち方をしてるのだが、
どうしても無意識に、碁石から指が離れたりして、試合なら何度も反則負けになってる。
一度、モロに落として盤面を壊してしまった。
一目抜いたときも、その石を取り上げるのが難しく、まわりの石を押してしまった。
自分がこんなに不器用だとは思わなかった。

並べてみて、パソコンでの棋譜鑑賞に比べると、非常に面倒くさい。
途中で立ち止まってたら次何手目かがわからなくなっちゃうから、着手の意味を感じる余裕もなかったし、
不器用だから並べるだけでも大変で、これじゃパソコンで再生するだけの方がマシだと思った。

よくわからなかったので、対局の解説を読んで、ようやく何を争ってるかを理解したので、
懲りずにもう一度、最初から並べてみた。
今度はちょっと意味がわかってるので、何手か先までの流れをつかみ、まとめて並べたりできた。

で、何?
こんなことして強くなるのか疑問なんだが。
見るだけに比べて並べることが何の得になるのか、今回は感じることが何もなかった。

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民主党への支持ではなく、自民党への不支持こそが、今の民主党の存在意義であり、
自民党の政権担当を一度でもお休みさせようというのが民意のはず。
知事の再選を禁止する話が出てくるのと一緒で、いかに優秀でもずっと居座るのはよくない。
自民党が民主党より優秀かどうかは別として、とにかく回転して貰わないと癒着がなくならない。
本当は保守と革新、すなわち自民と社会共産あたりで政権の取り合いをすべきだが、
保守同士である自民と民主では政策が大きく異なるわけでもなく、
政権交代を目指さないなら民主党は不要な存在。
そこを分かって、大連立などしないという結論に達したのは当然の結果といえる。
そうなると、民主党全体では大連立拒否で民意反映に至ったが、
小沢がなぜ民意を裏切ったことと、裏切った彼がまだ党首をやるということは問題にせざるを得ない。

ただ、小沢と民主党員のギャップばかり報道され、福田と自民党員のギャップが報道されないのも不満。
仮に、大連立が多くの自民党員としても賛成ということであれば、
自民党はその政策を大きく譲歩し、民主党が要求する方針に傾くと言うことなんだから、
選挙でせっかく自民党の政策を支持してに投票した人に対しての裏切りになる。
逆に、福田スタンドプレーに自民党員も反感を持ったなら、というか反感は持ったはずだから、
民主党と同様に党首の資質を問われたりするべきだと思うのだが、これが思いのほか静かだ。
やっぱり、連立するかどうかはあまり騒がれなくて、やめるって言うと騒ぎが大きくなるだけなんだな。

堂々とぶっちゃけて、大連立はナベツネの思惑であり、小沢も福田も乗っかっただけと報道されている。
やっぱり日本に民主主義は存在しなかったんだな。
せっかく金をかけて選挙で代表者を選んでも、国の行方を決めるのは全然関係ない人か。
だったらもう経費節約のため、政治家は全員クビにして、選挙もやめればいいじゃん。
自民党がどこかと癒着したらダメだから民主党と政権交代しろっていってるのに、
両方ともナベツネと癒着してるんじゃ、政権交代自体が何の意味もない。
政権交代が意味ないなら、選挙も意味ないし、国会議員も無駄な職業だ。

今回は民主党が大連立を拒否したわけだが、ということは、一応、ナベツネをはねのけた格好だ。
癒着しているとはいえ、完全に言いなりにはなっていないことが分かったので、
一応、民主主義が完全に死んでるわけではないことが、一安心ではある。
でも、今回はやめるとか何とかの騒動になったから明るみになっただけで、
明るみにならずにナベツネの言いなりで国が動いたりした事が、これまでもあったに違いない。

民主主義を守るのは御上の仕事ではなく、主権者たる国民一人一人だから、
断固、ナベツネから日本国民の権利を守るべく、なにか行動を起こさないといけない。
でも何が出来るかったら、何も出来ないよな。

第二、第三のナベツネが、選挙という方法をとらずに日本の国家権力を牛耳る危険性は大いにある。