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2007年 11月 1日 のアーカイブ
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昨日、幽玄の間のクライアントソフトがバージョンアップされたのだが、
自動アップデートがうまく行かず、無限ループになって大変だった。
しょうがないからいったんアンインストールし、入れ直してみたのだが、それでもしばらくうまく行かず。
で、うまく行かない間に気がついたのだが、これって古いクライアントでもチェック逃れて接続できるじゃん。
ネットで対戦できるソフトでは、接続者が全て同じバージョンでないと、ズルの温床になると思うが。
その古いクライアントでは、接続しただけで対戦はしてないので、弾かれるかどうかは知らないが。
ようやくアップデートに成功したが、こんなに手間をかける価値があるか再検討。

そもそも今、幽玄の間にお金を払っているのは、プロの対局を見るためだ。
自分で対局するのは、まずコンピューターソフトに勝てるようになってからの予定だし、
コンピューターソフトとの対局すら最近してなくて、とにかく免状の初段を目指して詰碁ばかりしている。
今は対局してないから、幽玄がよそのネット対局と比べて良いのか悪いのかさえ判断できないから、
完全に、プロの対局を中継してくれると言うことだけを目的として登録しているわけだ。

幽玄の間では、お試し期間が終わっても、プロの対局がリストアップされるのだが、
そのリストアップされた対局を観戦しようとすると、ここから先は有料だという警告が出るようになってる。
エロい有料サイトでも、無料で途中まで入らせて、この先を見たければ金を払えって出るんだよな。
それと同じ方法で、どんどん有名棋士の対局を中継して誘惑する作戦だ。
これが功を奏して、少なくともあたしは、金で解決できるなら金を払うって決めちゃった。

さてさて、金を払ってまで見る価値があったかどうか。
結論から言うともう要らないと思っているが、要らなくなる前の、これまでの分は価値があったかどうか。
NHK杯でしか対局を見たことのないあたしにとって、こういう物だと知ることが出来ただけで価値はあった。
これに申し込みをしなければ、いつまでも気になっていただろうし、気になっていずれ申し込んでいた。
どのくらいの時間帯に、どのくらいの時間をかけて対局しているのか、どれくらいの頻度か、
という、全くわからなかった部分を知ることが出来たのは収穫だ。
知ってみると、まず生中継は一局が長すぎて立ち会えそうもないので、棋譜だけで十分だ。
最初から棋譜だけだと、生だとどのくらいのペースで一手打ってるのか知りたいと思うはずだが、
それを知ることが出来た今、本当にもう棋譜だけで十分だ。
NHK杯でさえ長すぎて早回しで見てるのに、それよりジックリ考えて打つ碁にはつきあえない。
解説付って言うところにもひかれたのだが、幽玄の間でやってるのは解説とは言えないと思った。
この後どう打つかを予想するばっかりで、それが当ろうが外れようが知ったこっちゃない。
あまりに対局が長いから、暇つぶしに見る程度の参考図が示されるだけで、これはガッカリした。

では、中継じゃなく棋譜だけで良いとしても、幽玄が棋譜の再生に向いているかという問題もある。
幽玄で保存した棋譜は幽玄のクライアントでしか見れない独自形式になっている。
もちろん、それを変換して別のソフトで見たりもしたけど、面倒くさくてかなわない。
どうしても見たい棋譜が、幽玄でしか見れないって事なら、それも我慢してみるけれども、
別に最新の棋譜にこだわらなければ、よそで別のプロの棋譜がダウンロード出来るんだし、
あまり必死になって幽玄で観戦する必要もないというのが、現時点での結論。

で、これで月2100円なので、たいした出費でもないけれども、毎月払うのはバカバカしいかなと。
衝動買いならぬ、衝動退会したくなったのでちょっくら行ってくる。