ママでは銅
YAWARAちゃんが大好きだ。
なんかもう十代の頃からずっと好きだった。
しかし近年なぜか複雑な気持ちになっていたのは、あのダンナのせいだと思う。
今回のオリンピックでそのことを確認し、やっぱりまた好きになったわ。
一言で言うならば、ダンナは変態。
あの偉大な柔道家を女としてみれるなんて、どんな神経してるんだ。
YAWARAちゃんが戦っている所をみて、かっこよすぎてシビれまくるのが普通の神経だ。
カリスマではあったが、女としてみたことなどなかったのに、
あのダンナの出現によって、YAWARAちゃんはブスだという印象が頭から離れなくなってしまった。
それまでカリスマとして見上げていた人を、ただの恋愛対象から外れる同世代の女として見てしまった。
それと同時に、こんな女と結婚するなんてどれほど変態なんだと、ダンナに軽蔑した。
結婚当時、ダンナがキモいと何度感じたことか。
あたしにとって、旦那のあの特徴的な目は変態の象徴だった。
男に恋する男より、YAWARAちゃんに恋する男の方がずっと変態だと感じた。
女として魅力的な人が取られてガッカリするならわかるが、柔道家を取られてガッカリしたから不思議。
他人の物になったからもう応援しないみたいな感情があった事が実に不思議。
変態男の女になったYAWARAちゃんだと思い始めてから、しばらく柔道家として見れてなかった。
谷でも金などと言っている間は、柔道家ではなく人妻っていう印象が強かったんだろう。
いつもダンナと一緒な感じもマイナスイメージだった。
で、今回のようにママでも金って言い始めたから、ようやく、女かどうかは関係なくなった。
そしたらもう久しぶりにかっこよすぎて、好きで好きでたまらん。
試合中だけじゃなく、歩いてるだけの姿もかっこいい。
勇姿って言葉がふさわしい。
結果は銅メダルだが、金メダルの人と同じ回数の試合をやって、いっぱいテレビに映ったからいいよ。
何年かのブランクをあけて、またYAWARAちゃんが好きになった。
しかしインタビューを受けてニコニコしてると、やっぱりブスな女で、このギャップが不思議。
TBCのコマーシャルのように、女として綺麗に見せようとすると、
かっこよさもなくなるし綺麗でもないしでダメなんだけど、勝ちたくて真剣になってるときはかっこいい。
やっぱりアイツすげーわ。
次回キャッチフレーズ予想は「最後は金」だ。