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2008年 8月 18日 のアーカイブ
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半分くらい読んだのだが、普通の手筋の本だ。
対照表となっているが、正解図と不正解図が書いてある問題集となんら変わらない。
他の本は問題の答えは裏のページにあるが、この本は見開きにあるってだけ。
あたしは答えが問題の隣にあっても、問題に集中すると答えに目が行かないので、
むしろ、パラパラめくって戻らなくて良い分、この構成の方が便利だと思うくらいだ。
黒番で統一してあるし、問題・俗筋・手筋・変化の順に統一されたレイアウトも読みやすい。
文子サイズで持ち歩けるし、繰り返し勉強用としていいところづくし。
手筋一般90問、死活攻め合い90問、ヨセ90問の270問で、コストパフォーマンスがいい感じ。

手筋一般の章は、やっぱり正解図に納得できない問題がたくさんあった。
手筋を使って、俗筋より有利になったと感じないようだと、その手筋も身につかないかもな。
死活攻め合いの章は、生きるのは簡単だがどう生きれば得かとかもあるし、
死活と連絡を見合いにする問題もあるので、問題図を見て何をすれば正解か悩んでしまう。
一発で正解が見えても、もっと得な手を要求してるんじゃないかと考え込む事になる。
ヨセの章はまだ見ていない。

ところで、本を読むにしても棋譜を並べるにしても、本筋しか教わってないのになぜ俗筋を打つんだろうか。
いつのまに、どこで俗筋を身につけてるんだろうか。
そもそも俗筋ってなんなんだ。
という疑問を持ち、最近考えているが、学ばなきゃ俗筋も打てないって事で納得した。
俗筋でも思いつくだけマシで、分からなければ本当にどこに打てばいいか全然分からない。
普通に打てといわれても、普通ってどうなればいいのかが分からない。

たとえば連絡したい時に、最初に考えるのが、連絡したい二つの石の中間に打つ俗筋だ。
この俗筋を打つためには、連絡したほうがいいと判断出来る棋力が必要だ。
連絡したいとか切断したいとか目を持ちたいとか潰したいとか、今やるべき事を判断してこそ、
連絡のために打つ手、死活のために打つ手で最もシンプルなものを考える。
盤面を見て、次に何をすべきか分かってれば、その一つ一つにようやく俗筋が生まれる。
問題がなければ正解もない。
正解がなければ不正解もない。
何をしたいかは分かって、しかしそれを成し遂げるためのヨミが足りないとか、形を知らないとかで、
目的を達成するに十分でない手を打つのが俗筋なわけで、
別に俗筋が身についているわけじゃないし、身につけたこともない。
身についているから直りづらいんじゃなく、正解を知らないから何度も同じく間違えるだけだ。
アマは俗筋が身についてしまっているんだと見なされてしまう事には反発しちゃう。
俗筋が多いと言うことは、すなわち本筋の暗記が足りないって事に尽きる。

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もうね、毒入り餃子もチベットも新疆ウイグルも排気ガスも、
全てオリンピックを盛り上げるヤラセだったんじゃないかって思い始めた。
日本でそういう問題をたくさん取り上げたからこそ、他のオリンピックよりいっそう注目している。
オリンピックにこんなに夢中になったのはロス以来だよ。

野球、バレーボール、サッカーは、正直、やる前からメダル圏内でないことは分かっている。
メジャーなスポーツはメダル関係なしに楽しめる人が多いから、これはこれで別物。
オリンピックじゃなくてもしょっちゅうテレビで入ってるから、それと比べて特別面白いとも思わない。
それ以外の、せいぜい4年に一回しか見ない種目が面白くてたまらない。

女子の卓球な。
愛ちゃんしか知らなかったけど、平野さん好きになったわ。
負けてる時はあまり面白くないんだけど、勝ってる時の平野さんメチャクチャ格好いい。
点数入った時、ほとんどの選手は喜びをかみしめるのだが、平野さんは相手をにらむ。
相手をにらみながらボールを拾いに行ったり、なにやらつぶやいたり、ニヤリとしたり、それでもにらみっぱなし。
にらみながら笑うってのが悪役っぽくてステキ。
で、にらんでる目の下がピクピクするんだよ。
卓球そのものより平野さんが面白かった。
面白いんだけど、球が小さいし引きで撮ってるから見てると疲れる。
もう4年は見たくない。

レスリングもルール分からないなりに面白いわ。
なぜポイント入ってるのか全然意味不明。
逆にポイント入らない理由も不明。
解説がなかったらどっちが何したのか分からないくらいだが、それでも面白くてずっと見てた。
で、いつもそうなのかも知れないが、日本のユニフォームは乳首やマンコの食い込みが酷かった。
他の種目で外人がエロいって事はよくあるが、日本がエロいってのはこの種目だけだろう。

北島康介のレーザーレーサーは帰って行く時半ケツだったが、あれもそうやってはくものなのか。
男子のエロは勘弁。

室伏って、投げた瞬間にもう成功か失敗か分かるみたいで、
今回は失敗ばっかりだったから、投げてすぐ変顔してるのが面白かった。
過去VTRでは成功すると叫んでた。

女子マラソンは最悪だった。
一人はやる前に棄権、一人は途中棄権、一人は完走、補欠は辞退だって。
その完走した人のインタビューを聞くと、あまり悔しそうでもないのが納得できない。
痛いけど走るのをやめたくなかった土佐礼子に比べると、イマイチ本気を感じない。
最後の望みで応援したのがバカバカしくなった人がいっぱいいると思う。
この結果じゃ、どうせ負けるならキューちゃんを呼べと思った。
勝つ事を優先したからこそ、国民的人気のキューちゃんを落としたんであって、
勝ちたい意気込みが低い人とか、回ってきたチャンスを断る人よりは断然キューちゃんだろ。
今回こそキューちゃん枠が必要だった。
メダルなしやる気なしキューちゃんなしで、面白い要素一切なし。
大気汚染やテロの心配なんかしてる場合じゃなかった。

まだオリンピックは一週間あるけど、金メダルを取れそうな競技はこれでもう全部終わったと思う。
オリンピックに注目したのは北京が初めてだから、いつもと比べて多いのか少ないのかわからないが。

ネットで見てどうしても食べたい店があったので、再び五所川原のエルムに行ってきた。
そのどうしてもは、「らーめん誠や」ってところ。
醤油ラーメンが黒いという特徴を、塩ラーメンが白さで引き立たせてるところが格好いい。
醤油を食うか塩を食うかではなく、黒を食う白を食うかって思ったら、どっちも食いたくてたまらなくなった。

夫婦と子供で行って、白と黒と両方を太麺の味玉入りで、さらにライス一つつけて注文した。
食券販売機のところに、オススメは黒なら太麺、白なら細麺って書いてあったけれども、
うちは夫婦そろって太麺好きなので、あえて両方太麺にした。

結論から言うと、白も黒もうまかったので、また食べたいって感じだった。
やっぱり太麺は初めて食べる太さで、麺だけでも何回も食べたくなる理由として十分。
チャーシューがデフォで二枚入ってる上に玉子もトッピングしたので、
ご飯と一緒に食べてもおかずとして通用した。
白にはメンマのかわりに漬け物が入っているのだが、これも完全にアリだった。

どっちもうまかったが、どっちがうまかったかといえば、あたしは黒だ。
白の方が万人受けするおいしさだが、黒の方がやめられなくなる。
嫁は白の方が好きって言ってたし、子供も白をおいしそうに食べていた。
でも、白は漬け物入りって以外に個性が乏しくて、もし細麺で食べてたら結構普通だと思うんだよ。
それより黒だ。
苦みのある醤油で、一口か二口のうちは塩の方がおいしいが、食べ続けるとどんどん醤油が勝っていく。
麺を食べてしまったあとで、もっとおつゆを飲みたいと思うのが醤油だ。
これが弘前にあれば絶対通うってくらいおいしかった。

前回行った時、この店のお母さんにいかがですかと声をかけられたのだが、
おいしそうじゃなかったので笑顔でスルーして別の店に入った。
おいしそうじゃないって言っても、ラーメンはたいがいおいしいんであって、
どうせどこに入ってもそれなりにうまいなら、その中でもより満足するものを食べたくなるわけで、
前回はそれが、豚骨とか黒マー油とかだった。
今回はネットでうんちくを見て行ったから、迷わずそこに直行した。
ネットには食べたくさせるうんちく満載なのに、実際の店舗周辺にはメニューしかなくて、だいぶ損している。
せっかくうまい店を集めてるんだから、他の店との差別化情報をもっと全面に出すべきだろう。

たとえば、うちは醤油と塩だぜって書いてあっても、それじゃ他の店でも食えるぞって思っちゃうじゃん。
本場の博多ラーメンだぜって言えば、それじゃ他では食えないって思うから、前回はそこにした。
太い、黒い、苦い、ご飯に合うとか書いてあれば、きっと前回もここに決めたと思うよ。

思えばラーメン屋って、このラーメン街道に限らず、店の外から見て特徴分からないところばかりだわ。
そもそもラーメン屋はいっぱいあるんだから、そこじゃなくてもどこでもいいと思われたら客を逃がす。
そう思われないためには、そこにしかない特徴を最もアピールしなきゃいけないと思ったわ。

あたしが将来ラーメン屋をやったら、「ダシ取りすぎた分だけ醤油少なめ」とかってノボリ立てるわ。