外観の微変更

Delphi製のアプリはXPの時点でも外観でトホホだったよという所まで巻き戻り。
まずはメニューの話。
XPでアプリの外観が大きく変わり、それまでメニュー色とボタン色は同じグレーだったのに、
メニュー色だけ白に変わったと言うことが大事件だった。
それらは同じ色だという前提で動いていた部分が全部書き直しされなきゃいけない。
Delphiの対応が遅いので、自分でバグは回避するハメになる。
それよりかなら、Delphi標準でない、独自描画のサードパーティー製メニューも有力な選択肢。
ユニコードに対応してないアプリを作るなら、サードパーティ製で良いのがあるが、
真魚だとそうも行かないので、TnTでユニコード化したメニューを独自でいじる。
実はアイコンつきメニューさえあきらめれば、独自描画の必要はない。
Delphi製アプリのメニューがおかしい諸悪の根源はアイコンつきメニューだ。
真魚は、クラシックの表示とXPの表示を両立できるようにするために、
そのどちらでもなく、Office XPのようなメニュー表示に切り替えた。
アイコン部分はボタン色、活字部分は窓内色、周りを文字色で縁取るフラットメニューだ。
しかしこれがVistaでも自然に表示されるようにするとなると、また複雑化する。
しかもそれ系のコードの一部が、Vistaで不透明なタイトルバーを持つ原因だ。
いっそアイコンつきメニューをやめてしまおうと画策。
よく見たらEmEditorも秀丸も萌ディタも、メニューにはアイコン付けてないじゃない。
アイコンずらりはサクラぐらいだ。
今まで余計なことをしてきたなと反省しつつ、普通のメニューに戻したい。

もう一つ、タスクバーに表示されるウィンドウと、目に見えるウィンドウが違うアプリは不利になる。
普通のDelphiアプリはそうなっていて、真魚もその状態なので修正しなきゃいけない。
真魚のタイトルバーには開いているファイル名が出てるのに、タスクバーには出ていない。
この状態は気に入って好きでやっていたのだが、それも潮時となるようだ。
http://homepage2.nifty.com/Mr_XRAY/Delphi/plSamples/T_SDIStyleApp.htm
↑ここを参考に、作業自体はわずかだが、全体に影響しそうな大変更をした。
今後、思いもよらぬところで、潜んでいたウィンドウの取り違いバグが起こりかねない。

外観以外の対応はまたそのうち考えるか。

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