真魚2.232
真魚2.231と同じく、修正不能なバグ。
前回はラベルだったので、ラベルと同じ文字をリソースで持つ事で回避出来たが、
今回は右クリックメニューなのでどうにもならない。
どうにもならないなりに、バグを回避するようにはしたが、その分、思い通りの動作はしなくなった。
あたしがDelphiを使うのは、思い通りの動作を妥協せずに作り込むのに最も適しているからで、
回避出来ないバグのために思い通りの動作が作れないなら、Delphiを使う意味はなくなるんだが。
再現コードはこれのソースコードっちゅう事で、これ以上の深追いはしないし、してる時間もない。
単に、リストビューに右クリックメニューを割り当てているだけだ。
そして、リストビューにアイテムがあるかどうかで、右クリックメニューが使えるかどうかを切り替えている。
切り替えのために右クリックメニューにアクセスすると、その後実際にポップアップするときにエラーが出る。
あたしが書いたコードの場所でエラーが出るのではなく、そこをすぎてDelphiの内部処理でエラーが出る。
だからもうどうしようもない。
いや、以前はこういうどうしようもない部分も自前で処理し、Delphiの限界を勝手に突破していたが、
今はそこまでやる気が起きない。
いろんな可能性を考えて、Delphi自体を変更せずに出来そうな対処は全てしたが、
全てダメで、その努力の痕跡をソースコード内にコメントアウトして残しておいた。
自分で書いた部分ならtry~finallyにしてエラー表示だけ消す事も出来るが、
そうじゃないから、本来そこですべき処理をしないという方法しか出来なかった。
何年か前のDelphiは、開発環境自体がエラーで落ちたりしていたのが、最近は安定している。
しかし、生産物がまともに動かなくなったのは今回が初めてだ。
昔はバージョンアップが3万円だったのに今は5万円になってたりするし、
経済的な面でも、もう趣味でDelphiを買ってフリーソフトを作るのはやめなきゃいけなくなってきた。
毎日Delphiで遊んでた頃なら、5万なんて遊び尽くしてすぐに元を取った気になっていたのだが、
今はそんなにプログラミングもしないし、真魚を継続して使うためぐらいにしか使っていない。
これじゃ自分で作ってる真魚に自分で金を払っているようなもの。
もうやめる気はMAXなのだが、あえて急いでやめなきゃ損をするって事がない限り、
ダラダラと、公開しっぱなしにし、取れるバグは取って、自分で使いにくかったら直してって感じかな。
大がかりに進化していこうとか言う気はないし、そもそもDelphiの質低下と共に消えるしかない運命。