DHT産生を憎んでDHTを憎まず
十数年間、個人輸入のフィナステリドを服用していて、ハゲと前立腺肥大を防止している。
もともとハゲは覚悟してたからあまり興味がなく、おしっこのキレをよくすることが重要だった。
結局はどっちも達成されてるので、昔より値上がりしても1日15円くらいだしやめる気はない。
フィナステリドで満足してたら、今はもっと強力なデュタステリドってのも登場していた。
けどハゲ目的ならどうか知らないが、パンツを汚さないための薬だったら安物で全く十分かと思う。
ハゲも前立腺肥大も体内のDHT産生が原因で、薬を飲めばそれが抑制される。
あたしは十数年、薬を飲み続けDHT産生をストップしてきたが、逆にDHT不足の副作用も心配だ。
近年は更年期的な鬱症状を感じてたのも、これと関係あるんじゃないかと少し思ったりしてた。
ただ、DHTの産生は頭皮や前立腺で発生し、その部位だけハゲや肥大の影響を受けるようだ。
じゃぁせっかく産生したDHTが頭皮や前立腺以外の全身を巡る量はごくわずかかと思われる。
加齢によるテストステロン濃度減少に対抗すべく、より強力な男性ホルモンとしてDHTは作られる。
ところが、その強力さは産生場所の頭皮や前立腺だけで発揮されるってのは、仕組みに納得いかない。
頭皮と前立腺を守るために薬を飲んでる人に関しては、より男性ホルモンを不足させるかも知れない。
んで、あたしの場合は前立腺も鬱症状も解決したいから、男性ホルモンも薬で飲んじゃうわけだ。
テストステロン型のステロイドを好んでいたが、今月はDHT型のステロイドも併用している。
最初からDHT型なら頭皮や前立腺でだけ高濃度になると言うことはない。
自分の体で生成されるDHTと違って、産生場所以外のたとえば筋肉とかにより効くはず。
そもそも経口のアナボリックステロイドは肝臓に有毒ではある。
だから健康のために利用してますみたいな話は、なかなか本末転倒ではある。
酒は百薬の長だからって、少しくらいは飲んだ方が良いって言ってる人と今あたしは同じ状態だ。
同じ肝臓を痛めるなら、酒よりステの方がよっぽど健康を感じられる。
なんせ朝勃ちギンギン、鬱症状が消え、筋肉にパワーがあふれる。
しかも酒と違って翌日ダルくならないのは、酒ほどは肝臓に悪くない証拠と言える。
健康効果があからさますぎて、不健康効果を感じなさすぎて、非常に依存している。
ただ、なんせ筋肉増強剤なので、筋肉をつけたい人は過剰摂取する傾向がある。
過剰摂取に歯止めがきかなければ、様々な副作用に負けて命を落とす危険性も高くなる。
中高年が若さを取り戻した気になれる量はそれより全然微量で、だから健康に感じられる。
筋肉のために薬を使うなら数万円のところ、健康のためなら数十円ってのが使用量の現実。
パンツのために薬を飲み、不足した男性ホルモンも薬で飲み、女性ホルモンは逆に薬で抑える。
これで勃起力も回復したのでバイアグラは不要になった。
錠剤のサルブタモールも愛用してたが、ホルモンバランスだけで十分そうだからもういいや。
胆石は出来る体質だから薬で予防する。
あと原因不明の炎症でかつて痛風じゃないのに痛風の薬を処方されてた事がある。
そしてそのまま原因はわからず炎症も治ってはいないようなので、抗炎症薬も飲んでる。
いっぱい薬飲んでるけど、そこらのサプリより安いものばっかりで固めてる。