しゃべれば全部もめるやつ

サイヤマングレート誹謗中傷とGANTZパクリ仮面ライダーの共通点に関する話題。
ユーチューバーがボディビルの大会に出場する場合、その大会の規約を守る必要がある。
あたしは規約を読んでないけど、読めばたぶん、規約違反っぽい事を見つけると思うのよ。
「あのユーチューバーはこの規約に違反している」と、ついつい発言しちゃうと思う。
アマチュアの大会なのに筋肉でメシ食ってるとか、薬物使用者とコラボしてるとか、発言しそう。
でもそれは傷つけたいと言う気持ちではなく「自分が見つけました」と言う承認欲求なんだよ。
小学校の授業中に手を上げて、他人より早く自分が答えを発表したい気持ちのまさにそのもの。
だって、もし他の全員がわかる簡単な問題なら、あたしは全く答えを発表したくない。
他の人と同じ答えなら他の人が答えれば良い。
そう言う幼い頃から教育された行動で、他の人と違う答えこそ発表したくなってしまう。
あたしもきっと軽い気持ちで、人を傷つけるかどうかまで考えず、見つけたものは発表してしまう。
もしかしたらあたしがサイヤマングレートに300万円の弁護士費用で訴訟されていたかも知れない。
身に覚えがありすぎて、ここの日記とか全部消すべきだと思い始めている。
んでGANTZ作者の方にも同様に、こんな発言をしてしまいそうだと身に覚えがある。
訴訟するんじゃなくわざわざ皮肉をツイートして、なおかつもめる気はないって、あたしが言いそう。
上から目線であきれてるとかって、いちいちツイートしなくて良いこと書いて行動に矛盾がある。
抑えられない承認欲求とそれを否定したい言い訳の見苦しさに、非常に共感してしまう。
ホントにこうなるからこの日記を消すべきだなぁって、つくづく思っちゃうよ。

あたしはなぜこんな日記をわざわざ書くのか。
よその人に見られたら困ることを書いてるし、誰にも見られなくない。
けど個人的に誰にも見せずに書く気はなく、誰でも見られるところにしか書かない。
人に読ませる体で書いて、実際に読むのは自分だけって感じ。
何やってるんだろう。
それがやっぱり、他人と少しでも違うことを考え、他人と違うことを発言したいからだよ。
他人が「花がきれい」って言ったら自分も「花がきれい」ってこの場所には書かない。
自分はその花が何日間きれいを保ち、年間の何%なのかをわざわざ書くだろう。
この日記にわざわざ書く内容は、わざわざ書くほどの自分らしい感想のみだ。
よその人と同じ筋トレの話は書かないが、我流の筋トレの話は書きたくてたまらない。
よその人と同じ発言ばかりしてる方が誰も傷つけないし、誰とももめない。
「なぜ書く」「なぜ書かない」を分類すると、書く分類は危険な発言ばかりになっていく。

ネットのコミュニティなら、GANTZとギーツが似ている点を挙げるのは楽しい話題だ。
より詳しい人がよりマニアックなところまで比較してくれたら、どっちの作品もより好きになる。
しかし本物の著作権者がツイートすると別問題に発展するわけだ。
著作権を侵害してるならば訴訟するべきだ。
訴訟ではなくツイートってのが、まぁパクりとまでは言えない現実を表している。
パクりとまでは言えないものに皮肉を言ってるところがまず身につまされる。
自分がオリジナルだと知って欲しいけど、断言するほどパクりじゃないから皮肉を書く。
皮肉だけでも既に恥ずかしいのに、悪者になりたくないから言い訳を添えてしまう。
けど本人的にはパクりを見逃してあげるんだぞと言う上から目線を捨てきれない。
わざわざ「あきれてる」とツイートするところが、保身しながらの攻撃を狙っててダサい。
ダサいほど、というかダサいと感じるって事がそもそもあたしも身に覚えがあるって事よ。
なんか、論破とか口喧嘩とかで、勝ちながら悪者にもならないでどうにかしようとしてる。
悪者になってギーツを潰すか、そもそもツイートしないで見守るか、本来は二択しかなかったはず。
けど我慢できなくて中途半端な自己主張をネットにしちゃうところが、とても心が痛く共感する。

とにかくあたしは、自分がどんな基準で発言するかしないかの、自己分析に興味がある。
その分析によると、やっぱり自分はすごいんだぞと言う承認欲求こそ全てだと思う。
ついつい、自分がサイヤマングレートの規約違反を見つけたぞと、見つけた自分を主張してしまう。
ついつい、これのオリジナルは自分だぞと主張し、かつ、悪者にならないよう保身してしまう。
どちらも書く必要のない、書かない方がよいツイートだけど、あたしなら書いちゃう。
もめたくないのに、もめる発言ほどついついツイートしちゃう。
もめる発言をもめる前に気がついてやめられるなら、おそらく何も発言しなくなる。
みたいなことを、このごろ考えてた。

なお、YouTubeでシャイニージムの壁にスタッフの携帯番号が書いてあるのが、バッチリ映ってる。
ほら、こういうことをどこかに書きたくて仕方ない。
でも、コメント欄に書く気もなければどこぞのコミュニティにも書く気もない。
善意で教えてあげたいんじゃなく、見つけた自分を褒めて欲しいみたいな感情があるからだ。
動画やニュースのコメント欄はすぐ埋もれて自己主張にならないから、全然書きたいと思わない。
じゃぁこの日記にわざわざ書くわけで、書くなら証拠としてその携帯番号も載せたい。
どうせここは誰もみてないだろうと油断して書いちゃうかも知れない。
誰も見てないなら承認欲求にもならないはずが、誰でも見ることが出来るから成立する。
釣った魚の魚拓でも公開するかのように、戦利品のように携帯番号を書いちゃう性格だ。
書くと薊さんに迷惑をかける。
いや番号を書かなくても出てますよと公開しただけでも、誰か見るかも知れない。
でもこのように、自分が見つけたんだぞと言う承認欲求で書きたくなる。
こういう実例が常にまとわりついている。

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