ビームを発射する主人公

アニメを作るためにキャラを描き始めるより先に決めていた事がいくつかある。
そのうちの一つで、かなり重要なこととして、バトルを入れると言うこと。
マンガやアニメでバトルがあるかないかでは、やはり食いつきが違ってくる。
しかしバトルという言葉は、言い換えればケンカであり、暴力と言うことになる。
暴力を描写すると、その出来上がったアニメを公開する範囲が限定される。
たとえば拳銃を発砲するシーンなんか書いたら、人に当たらなくても暴力だろう。
刀を振り回すバトルをかいたら、人が死ぬほどの過激な暴力になってしまう。
バトルじゃなくてもツッコミで頭を叩いても嫌う人がいるだろう。
そう言うシーンをどこまでやっていいのかは、将来の公開先にもよるわけだ。
っつー事は、公開先のルール次第で、作るアニメの内容も変化してしまう。
どこに公開してもいいように作ると、バトルもギャグも限定されてしまう。
作ってから公開先を決めれば良いんだけど、公開先を決めないと作れない。
公開先を決めないままだと、かなりソフトなバトルと、当り障りのないギャグになる。
ただ、バトルに関しては鷹の爪団を参考にして、ビームを出すことにした。
キックもパンチも刃物もチャカも暴力だが、ビームなら暴力にならないだろう。
子供が真似したくてもビームを出せる子供がいないんだから、文句のつけようが無い。
敵も味方も、ビームのような実在しない攻撃方法をやればいいと思った。

既に忍者のキャラを一つ描いているわけで、背中には刀を背負っている。
だからってその刀で斬るシーンをやっちゃうと暴力になってしまう。
刀を持っている忍者以外に、別のキャラを作ってビーム担当にしなければいけない。
っつーか最初から忍者は脇役で、主役バトルキャラを作るつもりだった。

ヒーローらしい髪型や色合いに、全身白のツナギって事でキャラを描いた。
ただ、主人公にしてはシンプルすぎて、忍者に比べて書き込んでる線が少ない。
小物を書き込むなり服に柄をつけるなりし、目だったキャラに仕上げているところ。

忍者の時もそうだったし、今回もあたしはどうやら、キャラを金髪で描きたがる。
そして、あとから色を変更したら金髪よりもしっくりくる。
あと、画力が無くて表情が作れない。

たぶん関連のある記事:

コメントは終了しています。