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2017年 3月 6日 のアーカイブ

5年生の長男にノートパソコンのお下がりを一台持たせている。
帰宅したらRubyをインストールしてて、翌日はJAVAをインストールしてた。
何のためにインストールしてるのかって言う話したら、ゲーム作れないかって事らしい。
この時代に、プログラム書くところから始めてゲームを作るのは厳しい。
そうか、そう言えばあたしはプログラムを書いてゲームを作ったことがあったな。
DelphiにDirectXだったかのコンポーネント入れて、絵も音も自分で作ったっけ。
http://wantech.ikuto.com/software/hakens.html
あたしが作ったゲームを実際にノートパソコンで動かして、個人で作れる事を知った。
あたしが出来るんだから、あたしに聞けば作れると思うのは自然なことだ。
しかし今はDelphiも無料版はないし、これは時代遅れの技術で作られている。
今どきの小学生が、いきなりゲームを作りたくなったときどうしているのかわからない。
上記ゲームも、今から作れって言われたら何でどう作るか思いつかない。
あたしに聞かれても、あたしは古い方法しか知らず、それはもう実現不可能だ。
いやあたしもちょうど5年生の時にファミリーベーシックでやり始めたんだよな。
今からやるファミリーベーシックみたいなポジションはなんなのかわからん。

ちょうどつい最近、テレビでフラッシュアニメをみて真似して作りたくなった。
こんなゲームが作れるあたしは、あとは声優さえ出来ればアニメ作れるじゃん。
作れるからって、手間がかかるんじゃ作る気はしない。
フラッシュなら、かなり手間を省いてアニメを作れるんじゃないかと思ったわけだ。
あぁ、なるほど、長男もフラッシュでゲームを作ればいいんじゃね?
って提案をした。
ただフラッシュも既に時代遅れの技術で、今はHTML5に移行してるわけだ。
そしてHTML5ならパソコンで書いてiPadでも遊べて、メモ帳だけで無料で出来る。
それは理想的な環境ではあるが、小学生が今から覚えるのは難しすぎるだろうよ。
ゲームがゴールなのか、プログラミング習得がゴールなのかでも話が違ってくる。
プログラミングなしでゲームを作るなら、いろんなツクール系が出てるはず。
でもあたしがプログラミングで作ったせいで、自分も覚えたいかも知れない。
ともかく今はGoogleの時代なので、親が世話やくより自分で調べるだろうよ。

あたしの方もその一件で、ますますフラッシュをいじってみたくなった。
時代はHTML5だけど、作成物は最終的に動画ファイルだから何でもいい。
フラッシュで作った物を動画ファイルにしてる人はたくさんいると思うが、
HTML5で作った物を動画ファイルに出来るのかどうかはよくわからない。
作りたい物はアニメ動画なのに、動画ファイルに変換出来ないのは困る。
フラッシュでしかも無料で使える物が出てるし、やるならそれかな。
まだやるまでは進展していない。

そもそも、やりたいストーリーをストックしてないのにやってみたいだけだから。
先にどんな話を作りたいか決めて、盛り上がってからじゃないと出来ないかな。

フィクションだけど、アニメの戦闘シーンで手を休めて口喧嘩するところが嫌い。
プリキュアとか女の子向けは特にそう言う傾向がある。
戦闘シーンなんて生やさしい言い方をしてるが、ぶっちゃけ殺し合いだ。
それは女の子向けのプリキュアでさえ例に漏れず、敵を殺さなければ自分が殺される。
殺される前に殺さなければならない戦闘シーンで、お互いに待ってあげて論破するなよ。
物理的に勝つ事が優先されるときに、口喧嘩でも勝たなきゃいけないと思うわけがない。
日本兵と米国兵が撃ち合ってるときに、「それが私たちの夢だから」って言わないだろ。
「なにゆえ立ち上がるのか」って聞いてないでさっさととどめを刺すだろ。
ガンダムではSEEDのシリーズが口喧嘩ばかりしてちゃんと戦わないから嫌いだ。
ダブルオーは口喧嘩より戦闘を優先したから好きだ。
そいで今やってる鉄血のオルフェンズだと、主人公が口喧嘩を否定するのよ。
敵として登場するキャラクター達はわりとおしゃべりで、戦闘中も口喧嘩したがる。
どいつもこいつも、自分の正義や戦う理由をしゃべらずにはいられない。
そのしゃべって来る連中を、一切論破せず、ただ力でねじ伏せる主人公だ。
ゴチャゴチャうるさいって言いながらとどめを刺すシーンに共感した。
相手の戦う理由が何であれ聞く気はない。
自分の戦う理由が何であれ語る気はない。
今殺す相手に言う必要も聞く必要もないし、まず殺し合ってる最中に考える事じゃない。
まるで、好きなアニメが嫌いなアニメをやっつけてる感じで、大変気持ちよい。

主人公の三日月オーガスはそもそも無口で、戦闘中以外でも口喧嘩はしない。
信念に基づいて自分のすべき行動のみに邁進し、その信念を論じたりしない。
ダブルオーでも言ってたが、正義と正義がぶつかって戦争が起こるのよ。
正しいという漢字を使ってはいるが、正しくないからぶつからなくてはならない。
ぶつからなくても語らなくても、万人が認める正しいこととそうでない事がある。
あえて正しさを主張しなければならない物は、すべて正しくないものだ。
子供が戦争するのは良くないとか言ってくるやつもいるんだよ。
正々堂々なのか卑怯なのかを言ってくるやつもいるんだよ。
そういうのを言って論破しなければならない時点で、個人の見解でしかない。
見解の違った人とは、見解を一致させるまで話し合うべきって人もいる。
でもそれって、妥協できないよりバカな方が得をして、配慮ある人ほど譲るでしょ。
どっちも個人の見解でしかない物を、どっちかに正しいかどうか決める事はない。
三日月オーガスは自分が正しいかどうか、オルガが正しいかどうかを論じない。
押しつけないし、押しつけられない。
オルガの言ったとおりに実現する事に自分の存在意義を見いだし邁進する。
オルガが死ねと言えば死ぬ。

プリキュアのように、個人の見解を正しいことのように語る洗脳アニメは面白くない。
オルフェンズのように、個人の見解を語るやつを論破せずにたたき落とすのが面白い。
言われて言い返しもしない。
ゴチャゴチャうるさいって言ってズドン。

あと、誰か死ぬ回は死亡フラグがあからさますぎて、今日で死ぬってわかる爽快感な。