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かつて、Delphiの無料版というのが存在し、簡単にパソコンソフトを作ることが出来た。 競合するVisualBasicが無料版じゃなかった気がするし、ランタイムが必要だった。 無料版Delphiがすごく流行った時期というのがあって、無料ソフトもいっぱい作られた。 うちも当時は、パソコン系の雑誌からしょっちゅう掲載依頼が来てたね。 その頃に2ch専用ブラウザもたくさん作られたわけだ。 んで、その肝心要のDelphiが、無料版をアップデート…続きを読む
Delphiは毎年アップデートが行われてその度に数万円のお布施が要求されるので、今年のアップデートは何が目玉かという内容を見た上で、買うのかスルーするのか決める事にしている。今使っているXE2の目玉は64ビットコンパイラだったわけで、これさえあれば真魚も楽々64bit化出来るだろうと思って買った。実際はコンパイラさえあればどうにかなるような問題ではなく、Windows自体が32bitと64bitをゴチャゴチャに混ぜた仕様にしている間は…続きを読む
偉大なるTEditorの存在によって、テキストエディタをDelphiで作るという趣味が始まった訳だし、今でもそれなりにDelphiは使えてるけれども、最近は言語もIDEもあまり好きじゃない。真魚しか作らないのに何万も払ってアップデートしたくないし。でも自分が使うテキストエディタのメンテナンスを続けていきたい訳で、出来ればC♯で作り直したいとしょっちゅう思ってる。面倒くさいけど。やるやるって言って全然やる気しない。これからもやらないかも…続きを読む
まずタスクバーそのものの話をすると、同じアプリを複数起動するとそれらをまとめて表示するかどうかって言うオプションは古いWindowsでも存在した。Windows7ではこれがさらに一歩進んで、単一起動のMDIアプリやタブ式アプリでも、子ウィンドウをタスクバーから切り替え出来るような仕組みを用意している。ただし、普通にMDIやタブのアプリを作ってもそれは実現できなくて、Win7でそれを行う機能を搭載したアプリだけが、今のところ、MDIやタ…続きを読む
一応体験版で、真魚を64bit版に出来る事は確認できた。しかしそのままでは32bit版で使っていた機能の全てを継承することは出来ない。最初にデバッガすらキャッチできなかったアクセス違反との戦いだったが、それはフォント関連のAPIでコールバックを使っている部分が原因だったことを突き止めた。単に64bit化しただけじゃなく、言語仕様そのものが変わったのか、あるいは最適化が安全でないのか、この部分は今のところ、どういう書き方をしても32bi…続きを読む
もともとDelphiは、95/98向けのネイティブアプリを作るのに最高のツールだったが、 ちゃんとした2k/XP向けのアプリを作るためには95/98との互換性を捨てなければならず、 ユーザーもメーカーも大改革が必要になるため、対応は遅れていた。 そんな中、XPの次はロングホーンだよというアナウンスがあり、 DelphiはXPへの対応をせず、飛ばしてロングホーンに対応する決断をした。 そしてロングホーンは大失敗に終わり、結果としてVist…続きを読む
来たけどインストール出来なくてどうしようかと思った。 いや、インストールというか認証が出来なかったのだが、結局は正しくインストールされないからだった。 原因はフィールドテストに使ったPCにインストールしようとしたから。 クリーンな仮想マシンにはちゃんとインストールできたが、仮想マシンで認証する訳にはいかないので、 なんとか実機からフィールドテストの残骸を探し出そうと、余計な物までガッツリ消しちゃったよ。 結局、残骸はApplicatio…続きを読む
BDSじゃなくてDelphiの2007ということで振込用紙が来た。 しかも、for Win32と書いてあるから、C#やC++だけでなく、Delphi .NETも削除された版だな。 さぞかし安売りしてるのかと思ったら、いつも通り31,500円(税込)という破廉恥さ。 2K、XP、Vista向けのアプリケーションを作成するとか書いてあるけど、 中身は95/98向けに最適化された物を引きずっているわけで、 英語版Windowsで英語圏の人が使…続きを読む
素人とプロの壁はどうしようもなく超えられないが、 Delphiの壁は素人でも超えられるという話。 ユニコード対応含むDelphiの壁はいくつも超えてきた。 真魚のBOX選択を改造した。 メモ帳にはない機能だから、メモ帳しか使った事がない人に見せびらかさないという発想から。 なんのこっちゃわからない物が、あまりメニューに並んでると美しくないからな。 BOX選択を知ってる人は、メニューになくてもAlt押しながら選択してみるし。 まず、萌ディ…続きを読む
今回はC++Builderの統合が目玉になるようだ。 C++Builderは以前使ったことがあり、あまり良いイメージを持っていない。 Delphiのビジュアル開発をC++でもやろうというコンセプトの商品らしいが、 部品はPascal、プロジェクトはC++で書くと言うことで、 もし部品の作成を行わないなら、C++しか書きたくない人には良い製品になるだろう。 だが、例えば真魚は既存の部品を並べるだけで作ることに限界を感じ、 エディタコンポー…続きを読む