Dropboxに仮想マシンを紹介

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 Dropboxの容量を増やすための裏技ってのはいろんな所で紹介されてて、各自、自分に出来そうな方法で活用してると思うが、別に裏技的な事しなくても容量が欲しけりゃ金を払えば良いのであって、チマチマ無駄な作業をしてるヒマがあったら働いて稼いで容量を増やせば良い。わざわざ無料にこだわって容量アップする作業が趣味でもない限り、誰かにお勧めできる物ではない。あたしは趣味なので、これで楽しいからやってるんだよ。よその人から見たら地味な作業かも知れないし、別に容量を増やしたって使わないけど、ズルして増えていく感じが楽しくて、遊んだんだから普通は金を払っても不思議じゃないのにタダで済んだ。容量ではなく、楽しい時間を儲けた。

 あたしはiPhoneを買ってすぐの頃、まだ電話帳をGoogleアカウントに同期してなかったので、本体の電話帳をどうやってバックアップするか模索していて、某アプリでDropboxに預けることが出来るって事でアカウントを取った。Googleに同期するようになってそのアプリは要らなくなり、Dropboxもすっかりほったらかしでいたのだが、先日、お友達を紹介して500MBっていうメールが来た。独自ドメインでいっぱいメアドを作って紹介しまくろうと思って、他にやってる人がいないかググって見たところ、メアドは関係なしという事を知った。他人かどうかの判別は、メールではなくパソコンで判断してるっていう事らしい。だったらということで、本物のパソコンじゃなく仮想マシンを使って、自作自演で容量アップに成功してる例を見つけた。

 しかし1件紹介する度に仮想マシンを新しく作ってたんじゃ効率が悪すぎる。問題はDropboxがパソコンの何を見て判別してるかだ。で、本物のパソコンではそう簡単に変わらないが、仮想マシンでは簡単に変更出来るMACアドレスをいじってみたところ、それだけで別人という判断がなされた。仮想マシン自体は一回しか作らず、紹介する1アカウントにつきMACアドレスを1インクリメントして、自分の紹介アドレスを踏んで登録、サインインを繰り返し、慣れてきたら3分500MBペースになり、もっと遊びたいと思ってたのに16GBしか紹介できないのでおしまい。IPアドレスの変更は不要、Dropboxクライアントをいちいちダウンロードし直したりインストールし直したりも不要。クライアントにサインインした時点で紹介が成立するので、そのあとの設定をしないで終了すると、次回また別アカウントでサインインするのに楽。MACアドレスを変更する際、あたしはいちいち仮想マシンを再起動してたけれども、再起動せずに変更する事が出来るならもっと効率がよかったかも。例えばVMすら使わず、自由にいつでもMACアドレスを変更出来るLANアダプタとかを持ってれば、それで別PC扱いになってくれるはず。

 今回紹介したお友達の皆さんにもし個別に調査が入ったりして、あとから仮想マシンだって事が発覚した場合、やっぱりアカウント失効とかするのかな?タダで遊ばせて貰ったので、別にクラウドとして使えなくなってももう元はとったけど。いや、元も何もタダか。

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