今はまだ無理っぽい
iPhoneのアプリをどうにかある物だけで快適に作ろうと思ったが、まだ取りかかる事も出来ない。
まず必要なのはXcodeというマックでしか動かない開発環境で、
最新のiPhone4で動くアプリを作るにはマックのバージョンが10.6.6以降でなくてはならない。
ところが10.6.6はインテルのみなので、AMDのしかも仮想マシンで動かすと不具合が出る。
そもそも素の10.6もAMD機の仮想マシンでは動かないのかも知れないが、
うまいことインストールして動作させるためのツール一式が揃ってるので、少なくとも10.6.3までなら快適だ。
しかしこれを10.6.6にアップデートさせると、USB機器を認識しなくなっちゃう。
一応、英語サイトでその解決法が書かれていたが、その通りやっても解決しなかった。
USBが認識しないと、まずマウスが動かなくなっちゃうのだが、マウスだけは英語サイトで解決した。
でもストレージはマウントできなくて、マウントできないとiPhoneを認識できない。
iPhoneの開発をやるって言ってるのにiPhoneを認識しなきゃ根本的にダメだろ。
これが10.6.3までならちゃんと認識し、iTunesで同期もたぶん出来そうだ。
仮想マシンでiTunesが使えるのであれば、Windowsからは完全にアップル関連を削除できるので、
たとえ開発をやらないとしても仮想マシンでやりたい。
以前から、パソコンにトラブルを抱える人ほどアップル製品を入れてるなぁとうすうす思ってたし、
実際にアップルを入れたとたんに裏でFirefoxが落ちやすくなり、
シャットダウン時はiTunesでエラーが何度か出て、起動と接続の順番によっては固まり、
ヘビーに使うほど、つくづくWindowsにアップルは入れるもんじゃないと思う。
出来れば仮想マシンでだけ同期したいところだが、同期用と開発用で二つ仮想マシンを作るのかと。
しかも非対応の実行環境で無理矢理動かしてるわけだから、同期にも不安がある。
いつになるかわからないが、たぶんいつかは仮想マシン10.6.6対応で快適に動くようにハックされるだろう。
そうなってからじゃないと思い切って動けない感じ。
快適に開発できるようになったとして、実際に自分で使うアプリを作って、配布も始めたとして、
脱獄済みの実用iPhoneの他に、もう一台は脱獄してないiPhoneを持ってないと、
作った物が自分のiPhone以外でも動くかどうか確かめられないわけで、それもまた無理がある話だ。
これまでWindowsで作った物は、仮想マシンも含めて複数環境で動かしてみてるわけで、
それをやらずに信頼性の高いアプリを作るのは難しい。
結局、一番良いのは、マックの実機も買って、iPhoneも二台以上持つ事で、
アマチュアが遊びのためだけにアプリを作るには難しいな。