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めっきりよそのテキストエディタの動向をチェックしなくなったから忘れちゃったが、正規表現を使って逆方向検索って普通できないんだっけ?真魚は上へ検索とか下へ検索とかってアイコンを付けちゃってるから、正規表現の時だけそれが無効になるって言うのは意味わかんないから避けたいんだよ。その辺が鬼車だと、逆方向に検索するって言う引数がないから見落としちゃってたけど、検索範囲を逆にするだけで逆方向の検索になるんだよね。たぶん、真魚に鬼車を使用した理由としてこれもあったんだと思う。鬼車以外では逆方向検索を見かけないので、ひょっとしてよそじゃ逆方向検索なかったかなと疑問を持った。いや、ないのもあるだろうけど、きっとどうにか工夫してやってるはずだ。
SkRegExpを真魚に組み込んでx64で動かすことは簡単に出来た。で、動いてしまってからその逆方向検索がない事に気がついた。まぁ、ソースがDelphiだし、あたしでも大改造で対応出来るとすればこれぐらいなんだけど、こいつの場合はそれ以上に、Delphiが自動で64bit化してくれない変数型を使ってる部分を、全部手作業で直していかないといけない。真魚本体の方もそうなんだけど、x64でビルドしても扱えるデータが32bitまでならx64でビルドする意味がないからね。これの作者はXE2を買わないって言ってたから、作者が64bit化しないなら自分でやるしかないし。これで行こうと思って途中まで動いてたけど、とりあえず他も試してみよう。
逆方向検索を考えるなら鬼車を64bit化出来るのが理想だ。ググってると鬼雲は64bitでも行けるかのようなことが書いてある。じゃあそれを使ってみようかってことで、それらはソースコードでの配布なので、ダウンロードしてDLLを自前でビルドしようとしたが、x64どころかx86もうまく行かない。鬼雲どころか鬼車もうまく行かない。nmakeで一つもobjファイルが出来ずに止まる。前回まで真魚に添付していた鬼車だってソースをダウンロードして自前でビルドして、それがうまく行ってたから添付できてたわけで、今はそれすらうまく行ってない。これがうまく行ってくれるのが一応理想だけど、今のところこれも後回しで他をやろう。
一番めんどくさそうなbregonigは一番の後回しになってたが、使ってみたら普通に検索は普通に動いた。これは公式にx64対応なので、動かせたって事は検索できるデータも64bitになったはず。動いたは良いけど逆方向をどうするかって事だが、こいつにはワンショットっていう検索方法があるようなので、それを使えばもしかしたら簡単に逆方向検索をさせられるかも。置換はうまく行くかどうかわからん。
正規表現じゃない普通の検索の方に真魚はBM法らしき物を使ってるが、64bit対応するとメモリー使用量が跳ね上がる。そこだけじゃない。まだあちこち32bitな部分を全部64bitにすれば、テキストエディタとして不適切なほどメモリーを食いそうな気がする。真魚のポジションとしてx64対応はまだ早すぎるのかも。