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2011年 11月 24日 のアーカイブ
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無双と名の付くゲームは他にやったことがないのだが、どれも似たような内容なんだろうか。
少なくとも北斗無双をやってみた感じでは、この程度の内容でシリーズ化できるのが不思議なレベル。
これ一本しか出てないなら、これはこれで北斗の拳ファンだけがやるゲームとしては遊べるレベルだ。
それらしいザコ敵が出てきて、それらしい技で戦って、人気キャラもボスとして一通り出てくるので、
レベルの低いアクションゲームとは言え、原作を懐かしみながらまぁ楽しめる方だと思う。
たかがキャラゲーにこれ以上は求めても無理だろう。
しかしそのキャラゲー水準でしか見てあげれない凡策が、無双という名を掲げているわけで、
あたしは無双と名の付くゲームをやったことがないから、これが有名な無双シリーズのレベルなのかと、
シリーズの全てのゲームがたいしたことないんじゃないかって思えちゃうんだよ。
戦国や三国をモデルにした物は面白く、ガンダムや北斗を題材にした物はダメなんだろうか。

まず最も違和感があるのは、他の似たようなアクションゲームにあるターゲッティングがないこと。
いや、あるのに知らないだけかも知れないが、やり方がわからないんじゃないのと同じだ。
他のゲームはたいがい敵にロックオンできて、自動で攻撃の方向を調整してくれるわけだが、
それがないと攻撃が当るかどうかわからなかったり、先行入力した空振り攻撃が続いたりする。
シンの攻撃が柱に刺さってる間に後ろから忍び寄っても、あらぬ方向に跳び蹴りが暴発したり、
そうならないために丁寧に敵の方を見ながら立ち止まって小攻撃して、あまり気持ちよくない。
まぁキャラゲーなんだしこんなもんかなぁ。

しかしボス戦のトドメはやはりQTEで、手抜きゲーは例外なしにこれをやってくれる。
たぶんQTE中は格好いいアクションを見せてるんだろうが、入力に必死なあたしにはもちろん見えてない。
今どきのゲームはこうだって慣れてるし、キャラゲーだからこれは許すけれでも、
追い詰めたシンにQTE失敗し、復活されて吹っ飛ばされてゲームオーバーになり、再戦が面倒になった。
ただでさえこっちの攻撃が当るんだか当らないんだかわからず、ガードされたらどうすればいいかわからず、
回避したくても先行入力攻撃が止まらず吹っ飛ばされ、突き刺さってるシンを探すのに一苦労し、
見つけても逃げられる前に一発当てたい焦りを抑えて、跳び蹴りの暴発を警戒して小攻撃し、
チマチマ長々と戦った挙げ句、QTEのせいでやり直し喰らったんじゃ、モチベーションは保てない。
まぁキャラゲーだし、そんなに複雑なQTEが出るわけでもないので、慣れで許せるかな。

こっちは行き止まりだ、壁でも壊せりゃ別だが、って言ってたのに、どこの壁が壊せるのかわからず、
今はまだ壁が壊せないから別のルートを探せという指示だと受け取り、詰みそうになったりした。
実際その少し前に、何かしらの技がないと壊せない壁が出てるので、ここもそうなのかと思った。
あたしは最近のゲームではホントによく序盤から詰みそうになるよ。

いずれにせよキャラゲーはレベルが低いんだという認識のもとに許してあげるかって感じで、
原作を知らない人でもゲームとして楽しめるほどの出来とは言えない。
でもクソゲーってほど悪くはないし、洋ゲーほど意地悪でもなく、まぁ面白い部分も多い。
一応シンを倒すと使えるキャラが増えたし、成長要素もあるから飽きずに長く遊べるかも知れない。