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2011年 11月 28日 のアーカイブ
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あくまでキャラゲーとしてはそこそこ楽しめるから良いんだけど、
しかし良くこの出来映えで売ろうというゴーサインを出したなぁと不思議なほどにつまらんな。
バンナムじゃあるまいし、ましてや無双シリーズの名前を掲げてるのに、
会社のブランドなりシリーズのブランドなりを大切に思うなら、誰かがストップかけるだろってほど酷い。
これ誰が面白いんだよ。
いや北斗の拳を懐古できて面白いんだけど、キャラゲーとしてももっと面白く出来ただろうに。
ゲームという形態を取ってさえいれば面白くなくても完成なのかよ。
面白かったら完成、つまらなかったら未完成っていう風には出来ないのか。
つまらなくてもつまらないという事実を隠蔽して、面白いと偽って売ってさえしまえば、
それがつまらないという理由では返品できないジャンルの商品だから損はしない。
そういう行為を繰り返してれば会社の信用はなくなるわけだが、キャラさえ使えばまた買う人がいる。
だからキャラゲーはつまらなくなる宿命なんだ。

だいたいにおいて、ケンシロウを操作して遊ぶゲームだったら、北斗神拳で敵を倒したいに決まってる。
しかしこのゲームは戦うと言う事以上に迷路の探検がメインになってて、
北斗神拳は迷路探検の真髄じゃないし、こんなのを遊びたいわけじゃないって思う。
誰がこれで発売して良いって決定したのか。
誰もこれじゃダメだって思わなかったのか。
ケンシロウを操作出来るゲームでさえあれば、ケンシロウを操作して何をするゲームでも良かったのか。
しかも迷路の探検が面白ければまだしも、壊せるところが見つけにくかったり足場に乗りにくかったり、
他のクソゲーに良くある代表的な目立つ手抜きがこのゲームでもザクザク盛り込まれている。
あぁ、手抜きという言葉がやっぱり妥当だな。
QTEも手抜きだが、それだけじゃなく、逆に全体として手抜きだからそりゃQTEもやるさ。

ケンシロウを操作して戦うだけのアクションゲームを面白く作る事が出来なかったから、
ボス戦にQTEを入れて変化を付けたわけだが、それが面白いかどうかなんて知ったこっちゃない。
戦ってばかりじゃ飽きるような面白くないゲームだったから、せめて迷路探求しながらにしてみたが、
それが面白いかどうかなんて知ったこっちゃない。
という流れで出来たゲームだろうね。
実際、面白くないQTEや迷路探求を差し引くとどういうゲームになるか想像してみても、
やはりクソ面白くないゲームにしかならないね。
ザコはみんな同じ、中ボスはみんな同じ、大ボスは見た目が違うだけ、戦い方を変える必要なし、
ただステージが進むと固くなっていくから、同じステージを複数回やって成長させないときつくなる。
て、書いててホントにクソゲーだなと思う。

でもね、キャラゲーとして楽しめている事実はあるんだよ。
オサに会ってくださいとか言われたら、ケンシロウのモノマネしながら「断る」って呟いてみたり、
あたっ!ってAttackの事だろうかと考えてみたり、承太郎(変換できなかった)の元ネタだなと気付いたり、
って、これ全部、ゲームが楽しいんじゃなく、楽しくないゲームをあきらめて自発的に楽しんでるな。

B002T0687S
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