コピペで作るカメラアプリ

Androidでも様々なカメラアプリが出てるので、マーケットにあるやつをいくつか試してみたけれども、
どうしてもこれぞと思える物がない。
人気なのは様々な加工を施せるカメラアプリなんだが、あたしは加工は加工の専門アプリを使って、
撮影に関しては撮影に適したアプリをと使い分けても良いと思ってるんだが、
ともかく撮影機能で満足と言うアプリがない。
と言うのも、AndroidはiPhoneと違って、一つのアプリが様々なハードをターゲットにしてるので、
自分のハードでは利用出来ない機能が山盛り付いてたり、逆に自分のハードを活かせなかったりする。
その中でも最もわかりやすいのは、Streakの場合は物理的なシャッターボタンが付いているのに、
マーケットにあるアプリはシャッターボタンを押しても撮影できないって事だ。
画面タッチで撮影できるのも便利だけれども、ボタンが一個死んでるのはどうしても気になっちゃう。
他にも、手ぶれセンサーの感度がどうしても馴染めず、
センサーは使いたいけど使うといつまで経ってもシャッターが落ちないとかで、
結局他のアプリのセンサーはどうだろうかとまた彷徨うことになる。
でもこれは複数ハードに単一アプリが対応する事の難しさが露呈した物であって、
将来的にも自分にあったカメラという物をマーケットから探すのは難しいだろうと思う。

そこでもう自作しちゃおうと軽い気持ちでやってみたのだが、
思い立ったその日にはもう、シャッターボタンでjpgファイルの保存が出来るアプリが実機で動いてる。
iPhoneではハローワールドの実機動作までの敷居が高すぎて、
いざ動き始めても何か作ろうという気が起らなかったが、
Androidでは無料の開発環境でチョチョイのチョイとビジュアル開発が出来ちゃう。
しかもタダ。
いや、自分で使うためのアプリを作るだけでも登録料を取るiPhoneの方がおかしいのであって、
もともとあたしはスマホ用のアプリをタダで作ってみるつもりだったから、これが正しい姿だ。

開発環境はネイティブコードとJavaがあり、とりあえずは簡単そうなJavaを使ってみた。
言語はC♯とほとんど一緒だし、eclipseはVSと同等以上に使いやすく、すぐなんでも作れる。
一応仮想マシンでも動作確認できるようだが、なんせカメラアプリを作ってるんだから、
実機じゃないと再現できないジャンルと言う事で、仮想マシンは使ってない。
まだ使い始めたばかりだからわからないだけかも知れないが、VSのMSDNに相当するヘルプがなく、
わからないことをいちいちググってたら、ネットで公開されてるサンプルコードがたくさんでてきたので、
そういうのを次々にコピペして組み合わせて、すぐに実機で動くものが作れた。

マーケットに気に入った物がないからという理由で作るわけだから、
作りたい物の理想はそれなりに高く、どこまで実現できるかまだわからないが、
ある程度出来たらフリーで公開するつもりでいる。
ただ、自分のStreak用に作ってるわけで汎用性は低い。
なんせカスタムROMを入れたら元に戻せなくなった一台きりの端末向けだから、
純正ROMで動くのかも確かめられないし、バージョンの違う物で動くかどうかもわからない。
しかもカメラだから仮想マシンで動作確認できないし。

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