苦くてまずくて怖い
以前、BCAA+Gをプロテインと一緒に混ぜてシェイクしたところ、わりと満足に溶けたわけだが、
なんせチョコ味とレモン味のブレンドだったから、決しておいしいとは言えない物となった。
そこで今回は、BCAA+Gを単独で水に溶かしてみることにした。
BCAAは基本的に水に溶けないらしいが、シェイクするより放置することで溶けるらしいので、
とりあえず数時間放置してみたのだが、全然溶ける気配なし。
我慢できなくなって思い切りシェイクしたら、粉が泡立って余計に増えた。
さらに放置してみるが泡が消える気配はなく、振るほどに泡立って溶け残りが増えるし、
放置してもなくならないしで、まぁ、水との比率もあるかも知れないけれども、
少なくとも、プロテインとブレンドしたときのようにすんなりと溶けることはなかった。
おそらく、プロテインも泡を抑えて溶けやすくする添加物が入ってなければこうなのだろう。
添加物が入っているからこそ、プロテインは溶け、一緒に混ぜたBCAAも溶けるんだろう。
とりあえずBCAAは、それのみでは水に溶かすのは難しいと言うことがわかった。
で、問題はこのあとだ。
当然のごとく、この溶かすのに失敗した溶液は責任を持って飲む事になる。
しかしさながら、ジョッキのビールを一気飲みすると泡がいっぱい残るように、
今回の失敗溶液も、水だけ飲んで泡はいっぱい残ってしまった。
水には、BCAA+Gに添加された香りと甘さの成分がタップリと溶け込み、これはこれでマズイ。
たったこれだけのアミノ酸を味付けするために、こんなにたくさんの味付けが施されていたのかとあきれる。
今までは粉のまま飲んでいたから気がつかなかったが、レモン風味成分は相当の割合を占めるはず。
そして、残った泡は風味が完全に消えてしまって、苦くてまずくてやばい状態になっている。
つまりどういう事かというと、BCAA+Gは一晩かけてアミノ酸と添加物に分離され、
添加物は水に溶けてしまったが、アミノ酸は溶け残って苦い泡になったって事だな。
まずくて飲めなくてうがいして捨てた。
結局まだ送られてきてないけれども、次回は味付けなしのBCAAにチャレンジする予定で、
それは今回溶け残った苦い泡の部分だけを飲む事なると思うと、買ってしまったことを後悔する。
もちろん、水に溶かすのに失敗したまずい泡って状態だから余計にダメなのであって、
溶かす前の粉末を直接口にぶち込んで、増える前に水で流し込めばまだマシかも知れない。
元々、おいしいから飲むのではなく、まずくても飲むつもりだから、この程度なら薬だと思って我慢するか。
あるいは、ノンフレーバーのBCAAだったらチョコ味のプロテインと一緒に溶かして飲んでも大丈夫かも。
そう希望的に考えてもまだ怖い。
プロテインはうまいから飲物としてまだ需要はあるが、BCAA+Gは高価でやっかいな粉に成り下がった。
今のところ、朝晩の筋トレ前後に各一回、計四回、ザバス付属7gスプーンで粉のまま飲んでいるが、
それがその通りの重量だったとして、一日28g、ボトル一個空けるのに1ヶ月はかかる。
手つかずのボトルと、三分の一くらい残ってるボトルがあり、さらにノンフレーバー300gが送られてくる。
本当に失敗した。
最近のプロテインは昔のプロテインより安くておいしくて摂取しやすいけれども、
BCAAもプロテインのように進化するまで、素人は手を出さず待った方が良いかもな。