アーカイブ
ひと目のシリーズを繰り返し解きつつ、あとは足りないのは定石の勉強だなと言うことで、
「簡明定石で~」の一覧表だけを読み返したら、棋譜並べで覚えたやつが結構ある。
これまでであたしが覚えていた定石は、布石の問題にも出てくるほど有名な定石のみだ。
定石の問題に定石が出てくるのは当たり前だが、布石の問題にも多少の定石は出てくる。
その多少の定石ぐらいしか覚えてなかったが、棋譜並べでそれよりもう少し多く覚える事ができた。
棋譜に登場した時点では定石だと思わず、その棋譜でしか通用しないと思っていた打ち方について、
定石の本にはどんなときそれを使うかまで書いてあり、覚えて良かったなと実感した。
同時に、もっとたくさんの棋譜を覚えれるなら覚えてみようという気になった。
たくさん覚えることは出来そうだが、覚えた棋譜を並べてみるのにはやはり時間がかかるわけで、
1日に何局並べられるかは限られてくる。
かといって、せっかく覚えた棋譜は毎日並べないと忘れてしまう。
しかも、毎日同じ棋譜を並べてるから飽きてきたやつもあるし、しかし飽きてもやらなきゃ忘れるし。
やらなきゃ忘れるけど全部やると時間が足りないし飽きる。
どうやって棋譜を何局も脳内に貯め込むかで工夫しなければいけない。
つー事で、現時点での解決策は、2交代で1日おき作戦だ。
もう完璧に暗記した棋譜は、2日に1回とか3日に1回復習するだけで暗記は維持できる。
今は同じ10局を毎日並べているが、とりあえず20局暗記して1日10局ずつに分けて並べればいい。
もっと覚えられるなら30局暗記して3日に分けてに並べればいい。
そんなことが出来るのかどうかも分からない果てしなく遠い目標だが。
ともかく覚えられるだけ覚えてみようかと。
さて、誰の棋譜を覚えるかだが、打碁鑑賞シリーズの石田芳夫を買ってきた。
名局細解の趙治勲が読みにくかったりわかりにくかったりしたので、打碁鑑賞シリーズから選んだ。
打碁鑑賞シリーズの場合、実戦譜は大きく、解説譜は小さく書いてある点が読みやすい。
また、名局細解は譜と解説が別のページにあったり、譜を分けたのに解説がなかったり、
かわりに対局者を紹介する文章がいくつかに分けた譜の横に書いてあったりする点が悪い。
これからも、買うとしたら打碁鑑賞シリーズから選ぶと思う。
なぜ石田芳夫なのか、石田の棋譜はどうかという感想は特にない。
しいて言えば、石田の詰碁が気に入ったからとかそのくらいかな。
「大半は細かい作り碁」などと書いてあり、暗記するのが大変そう。
たぶん関連のある記事: