救急車でGO! 2008

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日曜、またいつものように痛くなったのだが、どうせこの痛みはどこも悪くない。
検査するだけ金銭的に無駄だし、日曜日だし。
いつもどおり、午前中いっぱい我慢すれば自然に痛くなくなるはずだった。
痛くなった時に飲む用の薬がまだあったのでそれを飲んで耐えることを決めたのだが、
ところがこれが我慢できなかった。
汗かきながらベッドの上で一時間ほど、いろんな姿勢をして耐えてみた。
ゴーオンジャーとかキバとかを見ようと思っていたのだが、そんな余裕もなくなり、テレビは消した。
これは死なない痛みだとわかっていても、死んでしまえば逃れられるという事しか考えられなくなった。
とにかく逃げたい一心だった。
まぁ、さすがに医者に連れて行かれたわ。

どうせ検査してもどこも悪くないんだし、そんなことよりさっさと麻酔して欲しいと思いながら、
レントゲンを撮ってみたり、やっぱりどこも悪くないと聞かされたりしつつ、注射を打たれたりした。
もちろん効かない。
悪い所がないのに、悪い所を直す注射が効くわけがない。
一応、熱も計ったのだが、34.5℃とかやたら低い。
やたら低すぎて、失敗したんじゃないかと思ったが、もう一回計れとは言われず。
自分の体温に自分で不安になった。

医者のベッドでうずくまってる姿がよっぽど痛々しかったのか、
別の医者に救急車で運ばれた。
点滴されて、いつの間にか採血もされて、CT受けてる間にケロっと直った。
前回と同じパターン。
もう痛くない。
検査結果はどこも悪くないってのも同じ。
だいぶ酒飲むだろうってまたいわれ、だから飲まないってまた同じやりとり。

医者に行っても行かなくても、どっちにしろ午前中いっぱい苦しんで、勝手に直ったんじゃないのかな。
検査した分損しただけじゃないのかな。
でももしかしたら点滴で治ったのかも知れないしなぁ。
次に痛くなってもまた検査で金がかかるんだろうなぁ。

で、さっきまた痛くなったのだが、激しくなる前に痛みは治まった。
おさまらなかったらまた医者に行かなきゃいけないなと思うと怖い。
痛い所を手術でとっちゃうとか出来ないんだろうか。

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