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2008年 6月 6日 のアーカイブ
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自動販売機でたばこを売って生活して来た人が、タスポ導入で収入が減ったと嘆いているが、
それはすなわち、今までは未成年にたばこを売ることで生活してきたということだよな。
対面販売じゃないから防ぎようがないと言い訳しつつ、犯罪で収入を得てきたわけだ。
タスポ導入により、過去に未成年にたばこを売って儲けた金額が計算出来る様になったわけだが、
今までのその不当な儲けを棚に上げ、現在収入が減ったと嘆くのはいかがなものか。
今までご飯を食べてきたことさえいけないことなのに、これからご飯が食べれなくなる話をするのか。
ずっと犯罪で生きてきたのに、その反省よりも、取り締まりへの不満を言うのはどうなのか。

つーわけで、タスポもなかなかやるじゃないかと、好印象だったのだが、
たばこの税率を上げるなら、タスポは要らなかったと思う。
一貫性がない。
タスポのせいで、未成年がたばこを吸い始める敷居が高くなり、納税者が減る。
タスポで納税者が減り、税率で納税者が減り、喫煙者を減らす目的ならいいが、財源としてはダメだろう。
たばこを撲滅する気があるようにも思えず、単にバカだから税率を上げようとしているとしか思えない。
単にバカだからタスポを作ったとしか思えない。
いくら高くしてもやめられない人がいると思ってるのかも知れないが、金がないと誰でもやめれる。
たばこがやめられない人って、一日一本がやめられないわけじゃなく、
チェーンスモーキングがやめられないんだから、毎月数万円の出費をしているわけで、
倍になっただけでもおそらく、経済的な理由でたばこはやめると思う。
減らすっていう手はない。
やめられない人は、好きで吸ってるのではなく、無意識で火を付けて知らずに吸っているので、
減らすつもりでいるのに全然減らない。
そしてお金がなくなった時点で、もうキッパリやめないと生活できなくなる。

おそらく、それほどたばこが高くなれば、中毒でいられるのは一部の金持ちと犯罪者だけになるだろう。
その一部の金持ちっていう地位に将来就くだろう人が、はたしていまどき、
大人になってからたばこに興味を持って、ステータスだと思って吸い始めるとは到底思えない。
将来犯罪者になる人なら、ガキの頃からたばこを吸いたがるだろうが、それをタスポが妨げる。
納税者予備軍をカットしつつ、納税者の限界も無視し、うまく行くわけがない。

そんなことよりビール1杯1000円にすべき。
発泡酒とかいろいろあってもめるので、ビール1杯を基準にアルコール量で一律税金かけたらいい。
料理酒も含めてアルコール全て。
酒税ではなく酔っぱらい税みたいな感じだ。
これなら、いくら税金が高くても金持ちがパーティーみたいなのをやる度にジャブジャブ税金が入る。
酒はもともと中毒相手じゃないから、中毒でもないのに必要とされていて、財源にピッタリ。
それに、酔っぱらいの事故や犯罪が多すぎて、酔うという行為をもっと規制すべきだと思う。