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2008年 6月 13日 のアーカイブ

C♯で作ったDirectShow動画再生の最小サンプルをDelphiに移植してみたところ、
やはり、XPでは問題なし、Vista 64bitでは動画の圧縮方法により問題があった。
しかも、C♯で作った物と同様の問題ではなく、エロペガシリーズと同様の問題だった。
すなわち、再生方法の違いが問題を起こしているのではなく、
全く同じ方法でも.NETかWin32かで、異なる問題を発生させていたことになる。
再生方法で差が出るなら、両方の再生方法を実装して使い分けることも出来るが、
.NETとWin32とを一つのアプリで切り替えるなんて事はたぶん出来ない。
また希望は潰えた。

Vistaでは、VMRに代わってEVRというレンダリングもあることを知り、
SDKをダウンロードし、ヘッダをC♯に移植して利用してみたが、
別に再生出来ないファイルが出来る様になるわけでもなく、メリットはわからん。

つーことで、もう思いつく限りの何をやってもダメなのだが、
実際に不具合を起こさずに再生する動画プレーヤーが存在するんだから、方法も存在するはず。
何も思いつかないだけで、思いつきさえすれば、作れない物なんてないわけで、
どこかに資料でも転がってないかと探すしかなかろう。

C♯が好きなので、出来ればC♯で、コーデックさえ入っていれば何でも再生出来る様作りたい。
そもそもVista用なので、.NETで作っても問題になることはない。
XP用はエロペガで十分ということで、Vistaでエロペガを超えない限り存在価値はない。
再生エンジンさえうまく行けば、エロペガのインターフェイス移植など苦にもならないのだが。