シレンDS#2
難易度ダウンか。
難易度は下がってくれた方がうれしい。
なにせ、さらっとクリアしてさらっと飽きてさらっと次のゲームのライトユーザーだから、
SFC時代のように本気で対峙する気は全くないのだ。
シレンの遊び方は大きく二つになるわけで、
一つは完全にクリーンな倉庫なし潜りでどこまで行けるかを1000回遊ぶ方法で、
もう一つは倉庫を利用してアイテムを鍛えて1000回遊ぶ方法。
前者でずっと遊べるタイプの人だったら別にシレンじゃなくても構わない。
シレンだけの醍醐味を味わうならやはり後者の、装備品を鍛えることだ。
死んで当たり前、何度でも死ねる、しかし、死ぬ前に鍛えた武器を届けなきゃ消える。
武器を失うくらいなら命なんていくらでも差し出せる。
命より大事な努力の結晶を守りきるゲーム、それが後者の遊び方だ。
その、武器の鍛え方だが、一気に鍛えても消えたら本末転倒なので、
なるべくリスクの少ない方法で、少しずつ少しずつ、ものすごい時間をかけてやることになる。
スーファミでだいぶやり込むと、同じ作業をDSでもやるのが面倒だと思ってしまう。
それで最初から、あまりはまらないように気をつけていたのだが、
DS版は序盤の安全に武器を鍛えられる辺りが一方通行じゃなくなった。
これにより、アイテム運とかにあまり左右させずに、あっという間に装備品が強くなっていく。
おぉ、一番時間のかかる無駄な作業部分を短くしてくれたのか。
いや、楽になってうれしいと感じるのは、スーファミで苦労した人だけで、
おそらく初めての人だと、これでも鍛えるために往復するのが面倒で嫌になるだろう。
チンクルで材料集めのために往復するのが嫌でやめちゃった人には無理だ。
まぁそれでも多少の往復で見違えるほど強くなって、努力の成果が実感できるので、
貯めても貯めても搾り取られてやる気喪失したチンクルよりは断然マシ。
そうやって、安全に多少鍛えて、断然強くなった装備を付けて潜っていくと、
30階にいるアイツも楽々倒せるようになってしまう。
もちろん、突然の事故で命やアイテムを失う危険までなくなるわけじゃない。
そんな事故に遭遇しても少ない時間で回復できるような救済措置なのだろうか。
軽々しく遊びたいあたしにとっては、この序盤往復可能になったことはうれしいが、
客観的に見ると、せっかくの名作を壊してしまったっぽい感じも受けている。
ただこれは、二極化するライト層とヘビー層への対応としてはあっているわけで、
気軽に遊びたい人のためにさっさと簡単にクリア出来るように作り、
いつまでも遊びたい人向けに別のやり込み要素を盛り込むのが昨今のゲームの王道。
クリアまでをより簡単に調整し、新隠し要素で1000回でも遊び尽くせなくしてるはず。
あるいは、倉庫なしが本気でつらいバランス調整になってるとかか。
で、食神とワナ道に取りかかったのだが、
食神はだいぶ思い出せるのに、ワナ道の記憶が全然ない。
懐かしいとも感じない。
挫折したかやってないか、またはさらっとクリアして記憶に残らなかったか。