Google八分ってか

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Yahoo!のニュースを見ていたら、Google Sitemapsに新機能追加だって。
で、スパムとかのサイトは検索から削除されるって前から言われてたけど、
その削除されたサイトのオーナーは通知を受けることができるんだってさ。
それ別にたいしたことじゃないんだけど、削除されたら「Google八分」って。
村八分から作った俗語みたいなのが、国際的にやってるGoogleに使って、
そんな言葉がYahoo!のニュースに当たり前に掲載されてることに違和感。

それがキッカケで、忘れてたサイトマップに久しぶりにアクセス。
画面レイアウトは変ったようだが、機能は何か変ったのかよくわからない。
もちろん、Google八分のページがあるのかないのかすら、探し方がわからん。
トップページがPR3かPR4かハッキリしないという怪奇現象も。
画像
そして一つ思い出したのが、例の隠しファイルの件。
このサイトには、通常のサイトマップの他に、隠しサイトマップが存在する。
通常の方は、rNoteに自動生成されたもので、個別記事がリストアップされている。
そのほかに、オーナーとXREAとGoogleしか知り得ないもう一つのサイトマップがあり、
そのサイトマップには、さらに隠しHTMLページが一個書いてある。
よって、この隠しHTMLページがググって出てくるかどうかを根拠に、
Google Sitemapsにサイトマップを登録する意味があるかどうかを判断できる。
コレを仕組んだのは去年の話だが、隠しページは検索結果には表示されない。
ロボットはちゃんと訪問しているということは、鯖のログで確認済みだから、
サイトマップによってロボットを誘導することは出来るとまではわかっている。
で、せっかく来たロボットだが、どこからもリンクのないページは検索されないってことだな。
来たロボットが本物だとか偽物だとか名づけてみても意味はなくて、
数ヶ月経ってもサイトマップに書いた隠しページは検索できないという結果だけが意味を持つ。
サイトマップを登録することによってより多くのページをインデックスさせる事は不可能。
これだけが証明された事実。

じゃぁさ、インデックスするわけでもないのにGoogle Sitemapsって意味あるの?
コレが納得いかないところなんだな。
ベータって書いてあるから、それが取れたときこそインデックスされるんだろうか?
コレなら一応現象の説明は出来る。だってロボは来てるんだもん。あとは結果に出すだけ。
ベータでなくなるときに、サイトマップでの収拾結果を足せばいいんだもんな。
で、それを足したらおかしな変動が起こることのないよう、今は別鯖で試してるとかね。
でも実際にはあり得ない話で、知識のある人だけが結果を操作出来ることになる。
検索に限らず人の手の及ばない自動化だけを追及してきた、Google的な精神とは相反する。
そこで、現実的な推測としては、ロボットを改良するためのサンプル提供、これしかないだろう。
取りこぼさずに回れるようになのか、重要なページほど頻繁に巡回するようになのか、
ゴールはGoogleのスタッフ以外知る由もないが、ともかく彼らの理想に向けて、
一般のサイトではやっちゃいけない、クロール実験のモルモットを募集って事だな。
で、別にモルモットになっても無駄なクロールが増えるだけで死ぬわけじゃないし、
むしろ、奴らの参考になればGooglebotのバージョンアップで有利になるかもしれない。
自動化が好きなGoogleだが、その自動化の思考部分を開発するのは人間なので、
自分のサイトのページをより拾うように自動化されるという有利ならポリシーに反しないし。
自分だけが有利になるのではなく、ロボットに問題があるせいでクロールされない場合、
そのせいでインデックスされなかった全てのサイトが有利になるというか、
むしろ不利だったものが不利でなくなるだけだから、今不利でない人には意味ない。
そうであればこれからも、サイトマップに書いてもリンクがなけりゃインデックスされないし、
通常のクロールではなく実験のための偽クロールであるという説明で現象に合致する。

どっちにしろ、書き方を覚えて設置するのが苦な人だと、やって元を取れるものではない。
そんなもんで何もいいことが起こらないからこそ、広告収入が成り立つんであって、
現実に目を向ければ実験なんかしなくても、はじめからわかっていたことだがね。

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