[日記的なもの/囲碁/2008]

ひと目の手筋 問題集600 / 2008-09-11 (木)

なんか、マイコミから「ひと目」とか「世界一」とかいうタイトルの本がたくさん出ているが、
ひと目シリーズとか世界一シリーズがよく売れているって事なのだろう。
実際、あたしはひと目のシリーズは全部買ってしまっていて、先月もこの手筋問題集を買った。
欲しくなってしまう本を毎月リリースされると、それらをざっと読むのが精一杯で、
一つの本を何度も読み返してじっくりやることが出来なくなるので、
この類の本をあまり買いあさらず、気に入ったやつは何回も繰り返して訓練していきたいものだ。

で、ひと目の手筋問題集600だが、既にあるひと目の手筋とは内容がかぶらない。
ひと目の手筋は、石を取る手筋が多く、たとえば鶴の巣ごもりみたいなのが問題としてある。
手筋というものに初めて触れて感動しちゃうような本だった。
しかしこの問題集の方は、そんな石を取って嬉しいなとかいうわかりやすい問題はない。
正解はハネやノゾキやキリなど、たった一手が答えになるひと目の問題ばかりだが、
そのハネやノゾキやキリの一手だけでは何も起らないというか、まだ準備段階だから、
このあとどうなるのかというヨミが5手くらいは出来ないと、何がどう手筋なのかも分からないはず。
出題は1ページに4問で、答えは1手しか書いてなくて、解説は一言のみ。
それでも分かる人向けだから、「ひと目」といってもレベルは高いのかも。
形を覚えろと言うけれども、形に納得すれば覚えるけれど、納得できないと問題を覚えるだけになる。
形に納得するには、そのあと5手くらいヨミをやって、確かにこれがいいと確かめる必要がある。
それが出来ないうちは、石を取るまでが書いてある本で鍛えないといけない。

切断してくださいとか、取ってくださいとか、ヨセで得してくださいという出題ではなく、
図を見て、弱ければ守ればいいし、チャンスなら急所をせめればいいし、
今何をすべきかの判断が一瞬で出来るようになるための訓練本って感じかな。

600問と書いてあるけど、使い回しの問題が多い。
基本問題の章と練習問題の章があり、基本問題で出たのと同じ問題が、練習問題で再登場する。
しかも同じテーマの問題ならちょっとしか変わらない似た問題も多い。
読めば読むほど、さっきやった問題ばかりだなぁって気になる。
一周しか読んでないのに、何度も繰り返し読んだみたいな満足度。
なるほど、これが狙いか。

練習問題の章には解説一切なしで、間違えたら基本問題の該当ページで復習しましょうなのだが、
基本問題に帰っても一言の解説があるだけだから、それで納得出来なきゃ復習にもならない。
いくつかは納得できなかったり、他の答えを思いついたりしたのだが、深く考えずさっさと読み終わった。
でもほとんどは納得できたし、ひと目では分からなくても考えればわかる問題が多かった。
形を見てどんどん答えを出していくタイプの本だから、これこそ何度も繰り返すべき本かもね。
いや、一回で既に同じ問題を何度も繰り返した感じはするけど。


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