ゆっくり深く下ろす理由

筋トレ関係のYouTubeを見てたら「タイチン」というものに言及していた。
あたしはアクチンとミオシンしか知らなかったが、タイチンも重要らしい。
伸びた状態の筋肉を縮ませるのがアクチンとミオシン。
NHK番組のCGでは、ミミズみたいなタンパク質が絡まりあって引っ張ってた。
ネガティブ動作の時は、アクチンとミオシンに加えてタイチンも一緒に働くらしい。
ボトムでの切り替えしはタイチンが主役になるらしい。
だから、筋肥大のシグナルはタイチンが重要なのではないかという説があるようだ。
動画ではタイチンが伸びた時に筋肥大の指令が出ると、軽く触れただけだった。
アクチンとミオシンしか損傷しないより、タイチンも損傷する筋トレが効果大かも知れない。
とはいえ、タイチンだけが筋肥大のスイッチじゃなく、要素の一つに過ぎないだろうが。
その説が正しければ明日から筋トレのやり方が変わるかというと、まぁそうでもないかな。
ネガティブをゆっくり、ボトムでしっかり伸ばして、別にタイチンを知らなくても変わらない。
でも知ることによって「今タイチンを刺激できてないな」を意識できる。
ゆっくり下せてないか、深く下ろせてない時、タイチンがもったいないと思うようになるだろう。
せっかく筋トレしてアクチンとミオシンしか刺激できなきゃ損だと思う。
あたしの場合は、仕組みがわからず方法を提案されるより、仕組みを言われた方が意識できる。
やることは変わらなくとも、理由がわかればより効果が出そうではある。

私はその人の動画で使う「ストレッチ」という言葉が紛らわしいと、以前から気になっていた。
彼は、筋肉が伸ばされていく過程を全てストレッチと呼ぶ事がある。
一方で、既に伸びた状態のこともストレッチと呼んだりする。
ネガティブ動作のことを言ってるのか、ボトムポジションの事を言ってるのか、いつも紛らわしい。
が、今回のタイチンを扱う動画では、その区別がしっかりされていると感じた。
さすがに混乱されないように気を付けたかなといった所。
これまで「ストレッチが重要」と彼が言った場合、どっちのことを言ってるのかわからなかった。
今回はボトムポジションをストレッチと称している。
でも内容としては、ボトムが重要だという話とネガティブが重要だという話が入り乱れてる。
だから区別を意識してはいるんだろうけど、まだ自分でも明確でない状態での投稿なんだろう。
そのことがこの動画の信憑性をやや下げるのは否めない。

でもどうやらタイチンは、ボトムとネガティブで働きそうだから混乱しててもいい。
ほとんどの人は元々タイチンを重視していた事になり、何も変わらない。
そうでない人に説明するための材料が増えただけかと思う。
タイチンを刺激するためにゆっくり深く下ろすべきだと、理屈は整うようになった。

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